ラリック新作コレクション発表会(パリ)

「ラリック」のニューコレクション@瀟洒な新社屋(モンソー公園そばの瀟洒な邸宅)にて。

演出というかセノグラフィーが素敵。

ブルールームには、シルヴァーを散らしたシリーズがエレガントな輝き。ヴァイオレットルームには、光の加減で無限のグラデーションを放つモーヴが幻想的な美しさ。イエロールームには、グリーンやオレンジとピンクの中間みたいななんともチャーミングな色彩の作品。この色のボンボニエールみたいな器、欲しい。

アイコニックピース”シャン・ゼリゼ”。
細かなシルヴァーがほどこされてとってもすてき。

アートでありながら、カラフという日常の道具。
”用の美”が日常にアートを見出すのであれば、ラリックの作品の多くは、アートに日常を宿していると思う。

光の加減でさまざまな色に見え、しみじみ美しいモーヴ。

このカラフも見事。
ルネ・ラリックがデザインした初期の香水瓶、ってこんなフォルムが多かったっけ。

欲しい、これ、とっても❤️

日々の生活を輝かせてくれるラリックのアートピースたちに、テンション上がる。フランスのアール・ド・ヴィーヴルの魅力に乾杯♪

もちろんグラスもラリック製。

ラリックは、テーブルアートピースが充実しているのも魅力。

ミシュラン2つ星のレストランも2軒持ってて(アルザスとボルドー)、どちらもとっても素敵なホテルレストラン。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年1月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。