イランは自国のシリア領事館をイスラエルが攻撃し、死者が出たことに対する報復措置として、イスラエル本土に向けて大量のミサイルと無人機で攻撃を行いました。
イランはこの報復措置によって「この件は終結」したとして、これ以上の攻撃は行わないと宣言しました。しかし、イスラエルはそれにもかかわらず、イランに再「報復」を行う姿勢見せています。
Conducted on the strength of Article 51 of the UN Charter pertaining to legitimate defense, Iran’s military action was in response to the Zionist regime’s aggression against our diplomatic premises in Damascus. The matter can be deemed concluded. However, should the Israeli…
— Permanent Mission of I.R.Iran to UN, NY (@Iran_UN) April 13, 2024
イランの軍事行動は、国連憲章第 51 条の正当防衛に基づいて行われ、ダマスカスにある我が国の外交施設に対するシオニスト政権の侵略に対する報復であった。この件は終結したとみなしてよいだろう。しかし、イスラエル政権がまた過ちを犯した場合、イランの対応はより厳しいものとなるだろう。これはイランとならず者イスラエル政権との紛争であり、米国は絶対に関与してはならない。
イスラエルは報復としてイランの核施設を攻撃するのではないかと懸念されています。イランもその可能性を想定して、核施設の閉鎖を急いでいるようです。
国連 イランは、週末にイスラエルに大規模なミサイル攻撃と無人機攻撃を行ったことを受け、「安全保障上の配慮」から核施設を一時閉鎖した、と国連の原子力監視機関の責任者が月曜日に語った。https://t.co/ttwQIvnUhx
— Arab News Japan (@ArabNewsjp) April 16, 2024
米国の反イラン強硬派からはイランの核施設を叩く絶好のチャンスが訪れたとはしゃぐ人たちがいます。
元大統領安全保障補佐官のジョン・ボルトン氏はその一人です。
ボルトン節炸裂。やはりイランの核開発施設を攻撃せよと主張。CNNより。https://t.co/dx3cvLWwHv
— Okuyama, Masashi ┃奥山真司 (@masatheman) April 14, 2024
米国はイランに対してイスラエルからの本土攻撃を甘んじて受けるように「お願い」をしているようです。これではイランのメンツが立ちません。
バイデンはイスラエルに対しても「お願い」をしていますが、こちらも言う通りに動いてくれるかは分かりません。
*バイデン大統領、ネタニヤフ首相に対しイランへのいかなる報復にも賛同しない旨伝える
*BIDEN TELLS NETANYAHU US WILL OPPOSE ANY COUNTERATTACK AGAINST IRAN
— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) April 14, 2024
中東情勢は世界経済にも影響を与えています。
日経平均、一時700円超下げ 中東緊迫でリスク回避https://t.co/BL2g3JR10o
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 15, 2024
ネタニヤフ政権がイランに対する武力攻撃を行うことは決定事項であるとされています。イスラエルの動向は世界が注視しています。
「明確かつ強力に」イランに“反撃”決定 イスラエル戦時内閣が会合 地元メディア報道(TBS NEWS DIG) – goo ニュース https://t.co/goIiq7WZP5 戦火は中東戦争に広がる。政権内の極右に引っ張られぬように!全世界が懸念している。ネタニヤフさえ自制できればイランはさらなる攻撃はしない。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) April 16, 2024