イランや欧米のメディアによると、19日にイスファハンで爆発があったとのことです。無人機が撃墜されましたが、重要施設には被害がなかったと伝えられています。アメリカのメディアは、イスラエルがイランを攻撃したと報じており、今月13日にあったイランの攻撃への反撃と見られています。イスファハンには核施設が複数点在しています。
イスラエルがイランをミサイル攻撃と米報道 大規模攻撃に対する報復の可能性 https://t.co/dfvRWCInFe
イランが13日にイスラエルに実施した大規模攻撃に対する報復の可能性がある。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 19, 2024
IAEA(国際原子力機関)はイランにある核施設に被害が出ていないことを発表しました。イスラエルとイランは、被害を最小限に抑えエスカレーションをコントロールしようとしているようですが、予断を許しません。
イスラエルとイランの武力の応酬について問われると「両者は現段階では、どれだけ攻撃を大きく見せ、どれだけ被害を小さく抑えるかを競う状態」と答えてみている…エスカレーションを抑制しながら能力を誇示する、対面だけでなく多方面とのコミュニケーションが主たる目的や効果となる武力の使用。
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) April 19, 2024
イスラエルはアメリカに自制を求められながらも報復しましたが、イランも攻撃を予想しており、核施設は温存されているようです。イラン国営テレビは小型無人機を撃墜する映像を公開。
イラン中央イスファハーンの対空戦闘 pic.twitter.com/p8qNRuLWPK
— JSF (@rockfish31) April 19, 2024
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イスラエルにとってはパフォーマンス的な意味合いが強いようですが、どこでどうボタンの掛け違いが起きるかわかりません。
イスラエルによるイランへの攻撃、イスラエルは米国に核施設は攻撃しないと事前に通告、米側は攻撃自体に反対。タイミングはハメネイの誕生日に合わせたもの。
— Tetsuo Kotani/小谷哲男 (@tetsuo_kotani) April 19, 2024
イスラエルはNY木曜朝時点で米政府にイラン報復を事前予告。イランの核施設は無傷。イスラエルに対するイランの反撃も今のところ深刻なものは無し(報道ベース)。米金利が反発(米債売り戻し)しているあたりからも、一連のいざこざにややパフォーマンス感が出てきています。
— Yuto Haga ⚽️ (@Yuto_Headline) April 19, 2024
激動の中東情勢に対して資源価格も反応しています。WTIは1バレル=82ドル台から一時86ドル台までと上昇しました。
イスラエル「シリアとイランの軍事施設にミサイル攻撃」
原油高、金価格高、株安、円高、ドル高
ビットコイン下落海外メディアは一斉に報じているのに日本のメディアは遅すぎる pic.twitter.com/vSJtwmeBts
— にこそく (@nicosokufx) April 19, 2024
G7の思惑とは関係なくイスラエルは反撃しました。
中東へのG7の影響力、本当に落ちたよね…外相会談が現実の展開に追いつかない…この記事書いた時点ではイスラエルはイランに報復してなくて、報復をどう抑制するかがテーマだった。
イラン制裁、ウクライナ支援を協議 G7外相会合が開幕:時事ドットコム https://t.co/m2vQDOWeNL @jijicom
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) April 19, 2024
G7の一部の国はイランに制裁して見せることでイスラエルの報復も抑制しようとしたが、構いなしにイスラエルとイランはドローン打ち合って幕引きを探る展開
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) April 19, 2024
けっきょく外交は内政の延長なのでしょうか。
しかしもしイスラエルや米国に、何が何でもイランとの戦争を始めたいという勢力が決定権を握ったら、幕引きできるかわからない。結局内政なのか
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) April 19, 2024