ワイン好きな人たちにありがちな「3つのタイプ」

最近はクラフトビールも飲むようになりましたが、お酒の中ではワインと日本酒が特に好きです。その中でもワインは贅沢な飲み物ですが、周りのワイン好きを見ていると、3つのタイプに分けられるような気がします。

まず「お勉強派」と呼ばれる人たちです。ワインスクールに真面目に通って、エキスパートなどの資格を目指す。これから飲むことにないであろうブドウの品種まで丸暗記して、ワイン用語にも詳しい。でも、実際に良いワインを飲んだ経験はそれほど多くなく、知識先行型の人たちです。

堅実派で高級ワインにはお金をあまり使わないタイプです。大手企業のサラリーマンが多いようです。

2つ目は「ブランド派」と呼ばれる人たちです。ブルゴーニュの有名な造り手やボルドーの5大シャトー、あるいはカリフォルニアのカルトワインが好きで、好きなシャンパンはクリュグ、サロン、クリスタルと言ってしまう。ブランド好きなので、権威や肩書に弱くワインの知識はお勉強派には劣りますが、飲んでいる場数が多いのでそれなりに味はわかっています(中には馬鹿舌もいますが・・・)。

パリピ系の人も多く、全体に金遣いが荒いという特徴があります。経営者や暗号資産で財をなした方などが多いようです。

そして最後が「ナチュール派」です。自然派と呼ばれるSO2を添加していないナチュラルなワインが好きで、オレンジワインや日本のワインなども好んで飲む人たちです。ワインだけをじっくり味わうよりも、お酒に合わせてお料理も食べて楽しむ傾向があります。

個性が強く、自分の好みがはっきりしている独自の価値観を持っています。アート系や飲食系の人が多いようです。

私はブランド派とナチュール派の間くらいではないかと自己分析しています。

極端なブランド志向ではありませんが、ブルゴーニュワインやシャンパンは良く飲む割りには、ワインの知識に乏しく「馬鹿舌」だと思うことも良くあります。そして、北海道のワインやオレンジワインなども好んで飲みます。また、ワイン単体よりも食事に合わせてワインを楽しみたいタイプです。

他にも色々なワインとの付き合い方があると思いますが、ワインは陽気な飲み物です。仕事の愚痴や人の悪口などネガティブなことを話すのではなく、ポジティブな話を楽しくしながらゆっくりと味わいたいものです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年4月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。