「マーク・ロスコ」@フォンダシオン・ルイ・ヴィトン。
よーやく、ほんとよーやく来られた。初日に行く予定が、気づけば3ヶ月が過ぎてた。
この秋冬の4大展覧会の一つ。あと3つは、ゴッホ、モディリアーニ、ド=スタール。(揃って自死・・・)
全部よかったね、中でもド=スタール展、最高!
ロスコ大好きだけど、いわゆる抽象っぽい定番フォルムしか見たことなかった。
初期の作品(メトロシリーズのアール・デコ調おもしろいし、師匠ゴーキーの影響たっぷりなのも興味深い)を楽しんだのち・・・
・・・色彩分割へ。
圧巻は、テート・モダンに収められているシーグラム壁画。全9点が揃ってテート同様”Rothko Room”として展示されてる。並べ方も同じなのでしょうね、きっと。テート・モダン行ったの、昔すぎて全然覚えてない。
これだけまとめてじっくりロスコの色彩を眺めると、彼の絵は抽象じゃないと感じる。色彩を媒体にしたいろいろな感情の具象なのね。
見事な展覧会、再訪必須。今度はもちょっと早くから並んで、シーグラム壁画を人が少ない状態で感じたい。ブティックで気になったトランプも買っちゃおうかな。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年1月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。