毎日新聞が「原発再稼動は再エネより高い」というキャンペーンを張っています。そのネタ元は、反原発カルトとしておなじみの明日香寿川教授。
「原発は再エネより高い」専門家が国会で示したデータhttps://t.co/2DVUdfX2eD
「米国では原発の建設費が高く、運転コストも再生可能エネルギーより高いというデータを政府や投資銀行が毎年発表している」。東北大学大学院環境科学研究科の明日香寿川教授に聞きました。
— 毎日新聞 (@mainichi) May 20, 2024
当然、こういう疑問が出てきます。
国内で原発が動く関西と九州で電気代が安い事実をスルーして、自説に都合がいいアメリカの事例を持ってくる再エネ御用学者 https://t.co/cSZCdXz7aJ
— 戯画兎 (@giga_frog) May 21, 2024
再エネがそんなに安いなら、FIT賦課金はやめよう。
再エネの方が安い
というのであれば、太陽光発電による固定価格買い取り制度は今すぐ廃止すべきである
家庭にのしかかっているエネルギー賦課金は、各家庭の家計所得に重しになっている再エネが原発より安いのであれば、自由競争の場に出すべきだ https://t.co/WxstTxUyUX
— 神河が征く / わかるニュース解説 YouTube政治チャンネル (@KK_NewsNetwork) May 21, 2024
専門家が再エネ賦課金は不要と主張したのかぁ!これは注目だね(棒) https://t.co/RxiWqIM0mC
— 飯田泰之 (@iida_yasuyuki) May 21, 2024
そもそも日本のエネルギー問題を語るのに、なんでアメリカのデータしか出せないのか。
明日香寿川が示しているように、日本の太陽光発電のコストは世界トップ。アメリカの1.5倍だ。土地が狭く山が多いからだ。
環境破壊がひどく反対運動も強いので、FITの新規認定はなくなった。再エネが高いとか安いとか以前に、もう建てる土地がないのだ。 pic.twitter.com/DMv3m9TwLe— 池田信夫 (@ikedanob) May 22, 2024
これは再エネ単体のLCOE(限界費用)だけを考えていて、太陽光の使えない時間のバックアップや蓄電のコストを無視しています。
「専門家」なる御仁が国会で示したデータは、EIAの、2027年に投入されると仮定した新規電源のLCOE/LCOSね。
米国ではほぼ全ての炉が20年の寿命延長をしていて、更にかなりの炉が合計40年の再延長を計画してるってのは常識だし、新規では無く既設原子炉の運転コストが激安ってのも皆知ってる話し【終】 https://t.co/C0yZxuuv5e pic.twitter.com/tCw98UbVk1
— happysakiko (@happysakiko1) May 21, 2024
LCOEベースでの議論は再エネ出力抑制が本格的に課題になり始めた以上、「ナラティブ」になり始めているとの認識が必要だと考えます。出力抑制が無視できるほど少ないのであれば、LCOEベースでの議論で全く問題ないと考えます。 https://t.co/WDK52FX2L8
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) May 21, 2024
明日香寿川さんは、大林ミカさんなどと一緒に反原発・再エネ万歳の運動を続けてきた活動家。エネルギー問題の専門家ではありません。
明日香が日本のコストを出せないのは、もうFIT新規認定が止まっているから。狭い日本では適地がなくなり、すでに平地面積あたりの発電量は世界一だ。環境破壊への反対運動も強まっているので、補助金まみれの再エネは農業と同じ運命をたどる。 pic.twitter.com/W0AVtNaFIj
— 池田信夫 (@ikedanob) May 21, 2024
日本では再エネはどん詰まり。これからそれを倍増させるというエネルギー基本計画も絵に描いた餅です。まず最安値の原発再稼動をやり、運転期間をアメリカ並みに80年に延長するのが現実的な脱炭素化の手段でしょう。