18年以上ヨガ指導をし、去年は開脚で世界1位、ギネス世界記録を達成した著者がとどけるX(ツイッター)の運用方法とは。簡単な1分体操を毎朝6時にお届けしています。
「PDCAを回して結果を出す!X集客・運用マニュアル」(渡邉有優美 著)つた書房
日々の小さなSNS戦略
渡邉有優美さんは、2022年5月5日に「亀のポーズ」で1時間5分18秒という時間を記録し、ギネス世界記録を達成しました。彼女は開脚開運®の女王として知られ、ヨガインストラクターとしての長い経験を持ち、多くのフォロワーを抱えています。
現在、タイに在住している渡邉さんのメインはTikTokで約20万人のフォロワーがいます。最近力を入れているのはX(ツイッター)です。Xで活動を始めて、8ヶ月になり、毎日1分の運動で「運を動かす」ことの大切さを発信しています。現在は16,000人以上のフォロワーを獲得していますが、最初はフォロワー0人からスタートでした。
「成功している経営者であっても、どんなに年収が高い人であっても、みんな同じ。コツコツと発信をして、積み上げていくしか方法はありません。Xはフラットな世界であり、どんな人にもチャンスがあると思います。むしろ、他のSNSより誰でも何者かになれるチャンスがあるSNSと言えるでしょう」(渡邉さん)
「私がXをおすすめするのは、『地道な発信が身を結ぶSNSだから』です。例えば、私のクライアント様でサロンを運営している人は、まさにゼロから集客のためにXを使い始めました。私がアドバイスしたのはたった2つです。『自分らしく発信をして交流を楽しむこと』、『ユーザーとのコミュニケーションを楽しむこと』です」(同)
渡邉さんは、オフラインの延長線上にオンライン、ネットでのやりとりがあると言います。「今までなら会うのが難しかった方たちとも、交流ができる」ことにメリットを感じているのです。海外に住んでいるのでよりメリットが高いと感じているのでしょう。
フォロワーを増やしやすいX
筆者は著書の販促にSNSを活用しますが、もっとも効果を発揮するのがX(ツイッター)だと考えています。開設したのは2009年ですが、本格的に発信を始めたのは2018年です。
こちらの資料はセミナーで使用しているスライドの抜粋です。ほぼゼロの状態でも、ちゃんとした発信を続ければ1万フォロワー程度なら数カ月で達成できるのです。
発信する情報は精査しなければなりません。筆者の場合、文章や情報発信に関する本が多かったので、関連する情報を発信するように心がけました。
おもに語彙力に関するネタを中心に300ほど作成し毎日発信していきましたが、ツイートのみで月に2000冊以上を売り上げました。さらに、語彙力に関するツイートは大いに話題になりました。その後の、各種ネットメディアにおける語彙力に関する発信が増えたことを勘案すれば明白だったように思います。
一方、販促に向かないSNSもあります。それはFacebookです。極めて閉鎖的なツールであることから、フォロワー数と効果がリンクしないのです。
もし、効果的な情報発信を志向するなら、X(ツイッター)が得策でしょう。情報発信に苦手意識のある方は、この機会にチャレンジしてみませんか。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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