かつては自民党が2議席を有していた目黒区で、都議の1議席すら届かない自民党の凋落

26日は静岡県知事選挙と、そして都内では目黒都議補選の投開票が行われました。

目黒都議補選は立憲民主党と、現職区長の息子である無所属候補が当選し、自民党が次点で落選。

特に自民党候補には終盤、小池百合子知事が応援に入り、ポスターに小池知事の写真まで掲載したにもかかわらず完敗したことに衝撃が走っています。

都政に詳しい人からすると、目黒区というのは3人区であるにもかかわらず、自民党がそのうち2議席を獲得したこともある(2013)ほど自民党の「1議席」は盤石だった地域です。

自民党本部 自民党HPより

それが1議席すら獲得できなくなったということは、小池印の候補が敗れたことと並んで、いやそれ以上の驚きだと言えるでしょう。

小池百合子知事の影響力が弱まってきたことは事実でしょうが、重要選挙でこの週末も2連敗の自民党も崖っぷちです。

この期に及んで政策活動費は「日付は記載」「3年後に公開」などと生ぬるい提案を行い、立憲民主党の失点につけこんで企業団体からお金を平然ともらい続けている場合なのでしょうか。

今週が政治改革の天王山です。自民党には自浄作用を発揮させるラストチャンスとして、真摯な軌道修正をしていただけることを強く望み、維新案を打ち込んでいきます。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年5月26日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。