シェ・ダヴィア(ニース)

「シェ・ダヴィア」初訪問。

30年来この辺で活躍している初恋シェフや最愛シェフが前から、”ニース料理がおいしんだよ~ ”っておすすめしてくれていたレストラン。気になっていて行こう行こうと思いつつ機会がなかった。

去年秋パリ、ルベイガイドの表彰式ランチで、”地方の最高ビストロ”に選ばれた、「ダヴィア」のオーナーのピエール・アルトベリとはじめまして。同じテーブルでおしゃべりしながら、次のニースは絶対ここに行こうと決めた。

秋以来の再会。ようやく来られて嬉しいです♪

お久しぶり!の挨拶後、まずは、このお店の名物バルバジャン。ふだんそうとリコッタをファルスした揚げラヴィオリ。マントンやモナコの名物だけど、ニースでも時々遭遇する。ピエールのは、おっきめで、皮はほろりと軽く具はジューシー。おぉ、なるほど、みんながこれを勧めるわけだ。

イタリアで買う生アンチョビの塩マリネ&赤ピーマン(食材力強く、芳醇)、生のアーティチョークと空豆(苦味がたまらない)、ちっちゃなイカちゃんとジャガイモとパセリソース。この辺りは、ニースというよりイタリアを感じる。いずれにしても、とっても美味。最後は、友達の趣味でシューファルシ。おばあちゃんの味、という感じで滋味深い。

独特の形したさっぱりおいしいりんごタルトで、お腹いっぱい、ごちそうさまでした。

狭くはないお店、大人気。厨房は、ピエールと2人の日本人料理人、かな。2回転テーブルもあるし、仕込み大変でしょうね。

今度は、ピストゥパスタとフリットミスト食べたい♪

お客様いっぱいなのに、お外まで見送ってくれたピエール。優しいね。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年2月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。