ロフィス(パリ9区)

「ロフィス」でディナー。目的は、お店の名物、”ブッフ・ウェリントン”。

早い時間で一番乗り。お店に入ると、シェフのシャーレイ・ブルヴァーがカウンターにいる。

シャーレイは、同じ通りにある系列店「アルダン」のシェフも兼ねていて、去年行った時、炭火焼き肉やセンスよい味付けの前菜がおいしかった!ごちそうさまでした!とおしゃべり。

味のバランスがとてもよいニョッキ&きのこ&きのこエミュルジョンに続いて、本日の主役が登場。ワクワク、クンクン、よい香り~。

柔らかく上品な牛フィレも、香り高いファルスも、きちんとさっくり焼けたクルートも、お上手。マデラソースは重すぎず、緑胡椒がピリッと香って小気味よい。

これはおいしい。なるほど、みんなが絶賛する理由わかる。自らの名前を冠してもらったのに、シャーレイのこの料理を食べられないウェリントン公、かわいそうね。

生&コンフィのクレマンティーヌが乗ったチーズケーキもおいしくいただき、ごちそうさまでした。

2023年10月「アルダン」(系列店)の様子はこちらです 


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年2月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。