ニコニコ動画、いまだサイバー攻撃からの復旧のめど立たず:誰が何のために?

ニコニコ動画を提供するドワンゴが大規模なサイバー攻撃を受け、同サービスを含む複数のサービスが停止しています。原因は調査中で、復旧は週末までかかるとの見込みでしたがいまだに復旧できていません。

x.com

親会社のKADOKAWAも攻撃を受けており、データ保全のためサーバーをシャットダウンし、外部専門家や警察の協力を得て調査を進めると発表しました。

KADOKAWA HPより

影響を受けたのは「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」などで、8日6時以降利用できなくなっています。クレジットカード情報の漏洩は確認されておらず、10日に最新の状況が公表される予定です。

最近では、ライブ配信サービス「ツイキャス」や日本政府・企業のウェブサイトもサイバー攻撃を受けており、DDoS攻撃が特に増加しています。

復旧はもうしばらくかかる見込みで、利用者は16日までの予定を一時中止にしてほしいアナウンスも出ているとのことです。(復旧が6/16日以降までかかるという意味ではありません)

復旧中のニコニコ動画

KADOKAWAのサイトへにかなり大規模な攻撃を受けている模様です。

いまなぜにニコ動?という声も聞かれますが、その存在感はまだまだ大きいです。

いまだに配信できない状況が続いています。

長期サーバー障害がもたらした視聴者への影響も懸念されます。

YouTube生放送「サイバー攻撃からのニコニコ復旧を見守る場所」をYouTubeのニコニコ公式チャンネル「ニコニコニュース」にて放送中しています。

それにしても、いったい誰がどんなメリットで攻撃をしているのでしょうか。