沖縄県議選で玉城デニー知事を支える県政与党が過半数割れ

沖縄県議会議員選挙で、玉城知事を支持する県政与党は過半数を確保できず、今後の県政運営が厳しくなる見通しです。

自民党などの県政野党が議席を増やして過半数を獲得し、2008年以来初めての優勢となりました。一方、玉城知事を支持する勢力は議席を減らしました。玉城知事は選挙結果を真摯に受け止め、今後の方針について再考する必要があると述べました。

応援演説をする福島瑞穂社民党党首と小池晃日本共産党中央委員会政策委員長、辻元清美立憲民主党代表代行 玉城デニー知事インスタグラムより

選挙の結果、玉城デニー知事を支える県政与党が4議席減の20議席にとどまって半数を割り込みました。

逆風の中の選挙でしたが、自民党・公明党は全員が当選しました。

一方、共産党は議席を大きく減らしました

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一定の「民意」が明らかになりましたが、今回も「民意」でないと主張するのかもしれません。

最高裁の判決にも従っていません。

「基地反対」だけで安全は守れません。

玉城知事は、中国軍が台湾を囲む形で大規模演習を行っていることについて、「演習は中国の安全確保のためのもので、中国内の判断で行われている」と述べていました。

また「地域の不安定さを招かないように慎重に行われるべきだ」との考えものべていました。

玉城知事は沖縄の本当の問題に着手できるのでしょうか。沖縄県政の今後の動きに注目が集まります。