フジ、大谷選手の「取材パスを失った事実はない」:取材資格はく奪報道は削除?

フジテレビは、ドジャースの大谷翔平選手の新居購入に関する報道を巡り、同局がドジャースから取材パスを凍結されたとする一部報道に対し「取材パスを失った事実はない」と回答しました。

大谷選手側が新居の詳細報道に対して怒りを示したことは事実であり、フジテレビは「大谷選手と関係者に迷惑をかけ、不快な思いをさせた」と謝罪しました。

「ドジャースが日本テレビとフジテレビのメディア資格を取り消した」と地元メディアの「ドジャース・ネーション」が日本時間16日に報じていましたが、現在なぜがサイトからは削除されています。

大谷選手を思いやる余りの地元メディアの勇み足だったのでしょうか。「週刊現代」の取材もあるので、なにかしらの「対応」はあったものと思われますが、「めざましテレビ」や「日テレZIP」でも大谷選手の姿は放送されています。

参照:大谷翔平が「豪邸報道」に猛激怒していた…!日テレとフジが「出禁」になった「深刻すぎる理由」 週刊現代

しかし、一連の顛末があったあとも、フジテレビは6月18日放送の『突然ですが占ってもいいですか?』にバスケットボール女子日本代表が出演した際に、「大谷選手の奥さんもバスケ選手だったんですよね。ご存知なんですか?」と真美子さんの話題を無理やり振っていたそうです。

フジテレビも日テレも取材方法について「具体的に何がダメなのか分からない」とコメントしていましたが、ほんとうにわかっていないようです。

そこまで目くじらを立てなくてもというアメリカに詳しい識者の指摘もあります。

しかし、空撮だけではなくご近所への凸インタビューも敢行していました。シーズン当初から、日本の取材陣が殺到して現場が混乱することも少なからずあったそうです。

今回の事件だけでなく、今までの経緯があった上での大谷選手が怒り心頭に達したことは間違いありません。

大谷選手のプレイに影響が出ているように見てないことがせめてもの救いです。

取材パスはく奪うんぬんではなく、メディアの強引すぎる取材方法が考え直されるといいですね。