「ラヴァ」でディナー。ティエリー・マルクスなどで働いてたウィルフリード・ロマンと、ジャン=ルイ・ノミコスなどで働いてたソムリエのレミ・バジョアンが開いたビストロノミー。
ウィルフリードの料理は、”溶岩”という店名が示す通り、ダイナミックでパンチが効いてて生き生きとしていてエネルギー満載。炭火で焼いた牛肉の燻香も溶岩を彷彿させる。仔牛のタルタルはチミチュリソースや胡椒風味、いけじめのタラは味噌焼き、アスパラガスは行者ニンニクや味噌の風味で。どの料理も、元気になるおいしさ。
一緒に行った友人は、ウィルフリードのティエリー時代の同僚。ティエリーやマンダランオリエンタル話題で大いに盛り上がる。
レミによるワインのセレクション、そしてサーヴィス&説明、拍手!レストランオーナーになったらこんなソムリエが欲しい、と思う典型。
レストラン関係の友人は、”ソムリエ含めたサーヴィススタッフがいい人なかなかいない、レミみたいな人材をリクルートできたら最高だなぁ”、と感心。ほんとだよねー、業界にいるからこそ、友人も私も、クオリティ高い客席スタッフ探す難しさを痛感してる。
食いしん坊話が尽きないおいしく楽しいディナー♪
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年4月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。