広島市は、8月6日の原爆投下の日に開催される平和祈念式典への参加国からロシア、ベラルーシを「排除」しながらも、イスラエルに招待状を送っていることがダブルスタンダードだと批判されています。
広島平和記念式典 イスラエル招待に「ダブルスタンダード」の声https://t.co/Nkv1xQT6Ui
広島市が、ウクライナ侵攻を理由にロシアとベラルーシの招待を見送った一方、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルに招待状を送ったことが波紋を呼んでいます。…
— 毎日新聞 (@mainichi) July 1, 2024
広島市はイスラエルを招待しますが、長崎市は招待を見送っています。
広島市も続いてほしい。侵略国家は招待せず。
>長崎市の鈴木史朗市長は、8月9日「原爆の日」平和祈念式典に関し、イスラエルに招待状を送付しないと明らかにした。ロシアとベラルーシは3年連続で招待しない。
長崎市、イスラエルに式典の招待状送らずhttps://t.co/mzDVdxPCzf
— 盛田隆二 🌐™ (@product1954) June 3, 2024
広島市はロシアがウクライナ侵攻し、核の恫喝を行っていることを受けて、2022年から3年連続でロシア、そしてロシアの侵攻を支援しているベラルーシの大使らを平和記念式典に招かないという決断をしています。
平和宣言で広島市の松井一実市長
ロシアの文豪トルストイの格言から
「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」との一文を引用https://t.co/IogQyMyrbWウクライナに侵攻したロシアが核兵器による脅しを続ける中、プーチン大統領の祖国の文豪の言葉を平和宣言に盛り込んだとみられます。
— 中国新聞U35 (@chugokunp_u35) August 5, 2022
2022年8月7日
広島市の松井一実市長「平和宣言」抜粋
ロシアによるウクライナ侵攻では国民の生命と財産を守る為政者が国民を戦争の道具として使い、他国の罪のない市民の命や日常を奪っています。そして、世界中で、核兵器による抑止力なくして平和は維持できないという考えが勢いを増しています。(続— しんぶん赤旗 (@akahata_PR) August 6, 2022
しかし、今年の広島市の平和式典に参加するイスラエルには、平和式典の趣旨に反した言動が見られます。
例えば、イスラエル政府閣僚はガザ地区への原爆投下を支持し、他の政府関係者は非公式の場で広島、長崎の原爆による被害が「許容範囲」であったと示唆しています。
イスラエル閣僚、ガザへの核使用「選択肢」発言が波紋 停職処分に https://t.co/0xQrO6NAw7
— ロイター (@ReutersJapan) November 6, 2023
NYTによると、イスラエル政府関係者は米国政府関係者と非公開の会話の中で、第二次世界大戦中、米国が日本を倒すために原爆を二度落としたように「一般市民の大規模被害は許容範囲」であるとした。 https://t.co/Kt3V6yNCXc
— Teppei Kasai (@TeppeiKasai) October 31, 2023
広島市はダブルスタンダードを指摘されても仕方がありません。
弊会は一昨年から、八月の平和式典にロシア・ベラルーシの大使を招待しない広島市・長崎市の態度こそ、平和を遠ざけるものと批判している。長崎市は本年、イスラエル大使に招待状を送っていない。イスラエル大使だけは呼び、ダブスタを指摘した記者に逆ギレしていた広島市長よりは態度に一貫性がある。
— 一水会 (@issuikai_jp) June 5, 2024