松田学さんと都知事選挙にいて、蓮舫の二重国籍問題と小池さんの学歴問題などについて語りました。
松田さんは、田母神さんの応援に入ったりしています。私の友人でも田母神さんはじめいろんな候補の応援をしている人もいます。
都知事選挙の世論調査がいろいろ出ていますが、小池が40弱、蓮舫30弱、石丸20強というのが標準か。小池と蓮舫が逆転することはないが、蓮舫に善戦されると後が面倒なので叩きのめしたいところです。石丸は蓮舫と逆転して2位の可能性はあるようで、期日前投票でも善戦のようです。
どっちにしても、小池か石丸かは好き好きだろうが、そのほかの候補への投票は現実的な意味ない。法定得票数で供託金没収されない10%上回る候補が出る可能性はないし、4位の候補は5%も難しそうだ。
蓮舫に大敗させるために小池に入れるか、まだまだ可能性のある石丸の逆転二位進出に賭けるか、いずれにせよ、死票をいれても意味がないと私は思います。
小池の学歴問題は、記者会見にカイロ大学の元副学部長が現れて本物というし、知事とは没交渉といわれる実兄が文春に登場して、卒業はたしかにしていると証言。
だいたい、私たちの世代での海外留学って、けっこう、粉飾している人います。なにしろ、日本の大学は卒業か中退かですが、海外の大学は、その中間のいろんな段階があるからです。そのどれかをクリアして、日本で言えば卒業というわけです。
パリ大学なんかでも正規の学士号とるのは、フランス人でも入学者の3割くらいですから。
それから、小池のアラブ語はたいへん上手です。飯山陽より上手だという人も多いようです。
以下は、松田さんによるまとめです。
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東京都で先週20日から七夕投票に向けて始まった都知事選は、56人の史上最多の候補者となったことなど、何かと話題を呼んでいますが、かたや学歴詐称問題、かたや二重国籍問題も…これも話題の一つでしょう。
今般、蓮舫候補の二重国籍問題を初めて指摘した八幡和郎氏に、この問題の経緯から、そもそも二重国籍とは何なのか、考えるべき論点は何なのかを語っていただきました。
それにしても今回の都知事選には色々な虚飾の印象が…小池氏の場合、前回都知事選で公約した「七つのゼロ」も、都電柱ゼロ?満員電車ゼロ?介護離職ゼロ?都内の街は今も電柱だらけですが…。
政権与党の自民党は衆院三補選に続き今回も候補者を出さずに小池氏応援に回りますが、小池陣営は自民党隠し、「立憲共産党」の蓮舫陣営も共産党をあまりオモテに出さないそうで…。
学歴詐称も二重国籍も、ご本人たちが正直に説明してこなかったことが問題だったかもしれません。どっちもどっちの印象があります。
蓮舫氏の場合は、その後、正式に台湾からの国籍離脱手続きをしたと言うなら、日本の政治家である以上、日本を愛する宣言ぐらいしてほしいもの。
詳しくは八幡氏のご著書「蓮舫二重国籍のデタラメ」が参考になるかもしれません。
学歴詐称についていえば、確かに、八幡氏が指摘するように、例えば独仏の大学の場合、「卒業」という概念そのものがないなど、国によって制度はまちまち。ならば「留学」と正直に表現すればよかったのでは?
いずれにしても、今回の都知事選の焦点は、石丸氏と田母神氏のいずれが第三の候補になる中で、その後の日本の政治動向を占う試金石になるという点では、確かに「面白い選挙」かもしれません。