YouTubeの「文字起こし」機能で話を文章化する方法

皆さんはこの記事をスマホでお読みだろうか? それともPCで? 筆者は視力の衰えもあるし入力をし易いので、外出時以外はもっぱらPCを使っている。しかも最近、23.8インチのモニター(ASUS製)の中古(1万円也)をAmazonで買って繋いだので、ネット環境が更に改善された。

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gmailのアドレスで登録した外国のニュースレターやメルマガを、google翻訳アプリで日本語記事同様に読めることは本欄にも何度か書いた。YouTubeの米国ニュースショーや海外ドラマも、字幕の自動翻訳で日本語を選択すると日本語字幕になるので、若干のタイムラグと稚拙な日本語を我慢すればほぼ内容を理解できる。

YouTubeの再生速度を速めて、字幕だけで観ると時間も節約できる。再生速度は0.25から2.0まで、すなわち4分の1のスローから2倍速まで8段階の調整が可能だ。ドラマや映画は標準速で観るとしても、ニュースなどは話の中身が判ればこと足りるので、1時間の番組を30分で観られる訳である。

とはいえ、字幕を読んでしまえば、つまり番組が終わればそれ切りで、手元に記録が残らないのが欠点だ。が、中身を文書化する方法があるので、既にご存じの向きも多かろうが、以下に説明する。但し、外国語番組の場合は翻訳アプリのインストール(「DeepL」無料版がお薦め)が必要である。

YouTube番組のタイトルの下には、視聴回数やUPの日時や能書きが書かれたコラムがある。その能書きの最後には、英語の番組でも「・・・もっと見る」と日本語で書いてある。この「・・・もっと見る」をクリックすると、「文字起こし」の語とその下に青字で「文字起こしを表示」と表示される。

この「文字起こしを表示」をクリックすると、画面右の最上部の「文字起こし」の語の下に文章が表示される。和訳するには、当該文をドラッグすると表示される「DeepL」マークをクリックする。この文章をドラッグして、googleドライブのドキュメントやwordにペーストすれば記録が残るという訳である(スマホでも出来るのかは不詳)。

手始めに、7月6日に収録された「ABC」のステファノプロス氏による22分ほどのバイデン言い訳インタビューと、それを報じる「ワシントンフリービーコン」の記事で試してみてはいかがだろうか。