「アサクリ問題」で「弥助」や「日本人が率先して奴隷制を行っていた」というトンデモを世界に広めてしまった日本大学・ロックリー准教授ですが、ネット上のアカウントをすべて削除して逃亡してしまいました。NHKもその論旨を真に受けて番組を作っています。佐村河内守氏以来のねつ事件ということになってしまうのでしょうか。
ロックリーはネット上のアカウントをすべて削除して逃亡。日大も調査中のもよう。
NHKにとっても番組まるごと捏造というのは、佐村河内以来のスキャンダルだ。 https://t.co/mWpUdhIZuG— 池田信夫 (@ikedanob) July 19, 2024
日本の歴史修正主義者の仕掛け人であり、伝説の黒人サムライ弥助についての著書で有名なトーマス・ロックリーが、自身のソーシャルメディアをすべて削除し、インターネット上から姿を消した。これは彼が2015年からウィキペディアで学術論文を編集していたことが発覚した後の出来事だ。
驚くべきことにNHKも「Black Samurai 信長に仕えたアフリカン侍・弥助」という番組を制作しています。7月19日現在、視聴できなくなっています。
日大のロックリー教授のウソを元に作られているらしい。NHKの作る歴史ドラマやドキュメンタリーは全部プロパガンダだと思った方がいい。TBSやフジテレビと変わらない。体裁だけ公共放送だが実際は反日放送局https://t.co/bUMcc8fT1b
— kakikoSHOP (@shop_kakiko) July 19, 2024
この番組は事実誤認ではなく、最初からロックリーの筋書きにあわせた確信犯。多くの史料の黒人の話をすべて「弥助」にし、それはおかしいという専門家は無視。
近世だからうるさいやつはいないと思ったんだろうが、黒人奴隷という爆弾にふれてしまった。 https://t.co/5iLyJpm5iD— 池田信夫 (@ikedanob) July 19, 2024
ロックリー准教授は、架空の「黒人侍」の小説を書いていたようですが、これを史実として海外に売り込んでいました。
一部のゲームファンから始まった「弥助」騒動。もとは単なる金もうけで架空の「黒人侍」の小説を書いたようだが、ゲームのキャラクターに使われ、嘘が世界に広がって騒ぎになり、作者(日大准教授)はSNSアカウントを削除して逃亡。https://t.co/VsZGmX0vL9
— 池田信夫 (@ikedanob) July 18, 2024
ロックリー准教授の学術論文は100%フィクションですが、日本大学はフィクションの業績を根拠に准教授を採用したのでしょうか。
これは笑いごとではすまない。ロックリーは自分の捏造したWikipediaの記述をもとにして論文を書き、それを業績として日大法学部に就職した。とんでもない研究不正だ。 https://t.co/3LHRgWHwrq
— 池田信夫 (@ikedanob) July 18, 2024
ポルトガルから宣教師がつれてきた奴隷の中に黒人がいたことは記録に残っているが、それ以外は何もわからない。弥助という名前も適当につけたもの。
要するに、ロックリーの学術論文は100%フィクションなのだ。日大はフィクションで准教授を採用するのか。 https://t.co/7sXqsOO5iz— 池田信夫 (@ikedanob) July 18, 2024
トーマス・ロックリーが、戦国時代の日本人は社会的地位のためにアフリカ人奴隷を所有していたというような、とても馬鹿げた主張を広めているようだ。
ロックリーと弥助について話をするのはもううんざりだ。彼の本に反論した昨年の私の記事を見てほしい。
当然ながら、ロックリー准教授がどうやって日本大学に就職できたのかという疑問の声も聞かれます。
話題のトーマス・ロックリー、経歴見る限り学部卒業したあと日本で日本語講師のバイトやりながら通信制大学で修士号取ったという明らかにまともな学術的バックボーンがない人なんだけど、日大はなんでこんなんを准教授として採用して史学系講座を担当させてんの…? pic.twitter.com/jVjBJqHgXR
— 小山(狂) (@akihiro_koyama) July 19, 2024
弥助が黒人で信長の部下だった程度ならまだしも、このままでは白人は黒人奴隷に反対してたけど、日本人は喜んで使ってたみたいな話も広がりかねません。
アサクリで話題のトーマス・ロックリーの本がヤバいって話題見かけてサンプル確認したらほんとにヤバくて草なのだ。ここだけ読むとまるで白人は黒人奴隷に反対してたけど、日本人は喜んで使ってたみたいな話なのだ。
信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍https://t.co/0Qds3GwegE pic.twitter.com/LQVafhbEBu
— 預言者アライ(ヨライ)さん (@nekonomical) July 16, 2024
今回こそ日本大学は危機管理に成功するのでしょうか・・・。
トーマス・ロックリーとか言うふざけたオッサン黒人侍だけじゃなく黒人奴隷は日本から始まったとかホラ吹きやがって流石にシャレにならない。所属している日大もなんか対応しろよ!危機管理専門の学科あるんだろ? pic.twitter.com/2iQOBi3mhg
— DOT@WF2024夏参加します (@DOT_ueda) July 16, 2024
日本大学法学部のXにはまだ以下のツイートが残っておりコメント欄は荒れています。
本学部のThomas Lockley (トーマス・ロックリー)准教授の新著 「African Samurai, the True Story of Yasuke a Legendary Black Warrior in Feudal Japan 」が米国CNNテレビで紹介されました。
ニュースでは、織田信長の家臣になったアフリカ人のヤスケを9年間研究した先生の新著を紹介しています。 pic.twitter.com/YH6eJLOhvK— 日本大学法学部(公式) (@Nichidai_hougak) May 22, 2019
日本向けにはフィクション、外国向けには史実って、使い分けているって聞きましたが、本当ですか? 日本大学ってそういう「使い分け」する大学ですか?
— 山のもの、海のもの (@honnomusihonno) July 10, 2024
日本大学ではファンタジー論文で教授になれんの?侍説は査読無しと書いてる人が複数いますが本当ですか?問題ないのでしょうか?
— あざわーず (@o7inUK) July 15, 2024
日本大学ではトーマス・ロックリー氏(Tottoritom)が英語版ウィキペディアのYasukeページを、当時未発表で誰も読めない未来の自著の内容を情報出典として書き換え自作自演を行ってた事について、学術研究機関としてどのような見解を持っているのか教えて頂きたいです。
— すて (@NXIRpR5RsM1b0nI) July 13, 2024