永山竜樹選手の不可解な判定による敗北にJudoへの不信感が高まる

柔道男子60キロ級準々決勝で、永山竜樹選手と昨年の世界王者ガルリゴス選手(スペイン)との対戦が物議を醸しています。永山選手が締め技をかけられた際、審判が「待て」という合図を出しましたが、ガルリゴス選手は力を緩めずしばらく締め続けました。このため、永山選手は立ち上がろうとした際に一瞬意識を失い失神したと判断され、一本負けが宣告されました。

なんとも不可解な判定となりました。

永山選手はこの判定に抗議し握手を拒否しましたが逆に批判されてしまいました

審判に問題があったのは明白ですが・・・。

男子60キロ級はスメトフ選手が優勝しました。スペインのガルリゴス選手も下し、カザフスタン初の金メダルをもたらしました。

敗者復活で勝ち上がった永山選手とガルリゴス選手は揃って銅メダルという因果な結果に。それにしても永山選手の切り替えの早さはすごいものがあります。

全日本柔道連盟は国際柔道連盟(IJF)に文書で抗議しましたが、結果は覆りませんでした。

礼儀どころかルールも守られなくなってしまったJudoは、柔道とはもはや別の種目になってしまったのでしょうか。

銅メダルを獲得した永山竜樹選手・右端がガルリゴス選手 全日本柔道連盟インスタグラムより