今夏は本当に蒸し暑く、うだるようですが、8月も(いまのところ)2箇所で登壇予定です。片方はご自宅やスマホでどこからでも視聴でき、もう片方は人生初の県を訪れての出演になります。
① 8/3(土)の12:30~、今年の頭にもお世話になったホルダンモリさんのシラスチャンネルに出演します! チャンネル契約なしの場合も、1100円でどなたでも購入いただけます。アーカイブで「後から視聴」もOK。
視聴リンクも含めて、詳しくはご本人が内容を丁寧に紹介してくださっている、こちらの記事を。
テーマは共著『教養としての文明論』をめぐって……ですが、同書で最後に採り上げる1冊は、丸谷才一の歌舞伎論『忠臣蔵とは何か』。思えば、1月にホルダンモリさんと共演した際に書いたnote も歌舞伎の話でした。改めて、縁を感じます。
共著者の呉座勇一さんと一緒に出演しますので、呉座さんのYouTubeチャンネルを有料契約している方は、こちらのリンクからも視聴可能です! シラスとともに、冒頭30分は無料放送。3名で存分に、「文明論」の魅力を語る番組をめざします。
訂正(8月1日)
冒頭無料は「シラス」のみとなりました。リンクはこちらから!
せっかくだし予習してから望むぞ! という奇特な方がいらしたら、こちらの記事から共著の内容をダイジェストしたPDFに飛べますので、ぜひクリックしてみてください。
② 8/8(木)の18:30~、なんと四国・愛媛県の西条市総合文化会館にて、ヘッダー写真のとおり「身体」をめぐるシンポジウムに登壇します。
文化人類学者の磯野真穂さんにお誘いいただいたもので、共演は哲学者の稲垣諭さん、政治学者の重田園江さん。たぶんなんですが、申し込み等はこちらからできるのではと思います。
開催元である「伸進館」は、講義の形を採らず江戸の寺子屋式に(?)、教師が教え込むのではなく生徒の「自習をサポートし、質問に答える」方針で運営されているユニークな塾であり、居場所。磯野さんのブログの来訪記に、その魅力が人類学者の目で綴られています。
それで、まぁこういう時だけ「歴史学」を代表して登壇する形なんですけど(他があまりに酷くてこうなってるんだから、歴史学者は文句言わないでね)、身体について考えるきっかけとしては、私の場合は病気で重度のうつ状態を体験したこと(2014~17年)が大きかったですね。
そちらについては、2019年3月30日の「世界双極性障害デーフォーラム」に登壇した際の、こちらのPDFでざっくりとお話ししております。日付のとおり、「平成」という時代が終わる直前。後の単著『平成史』の元になった講演ですので、もしよろしければ。
以上2点、お知らせでした。ひとりでも多くの方に、ご視聴・ご参集賜れますなら幸甚です!
編集部より:この記事は與那覇潤氏のnote 2024年8月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は與那覇潤氏のnoteをご覧ください。