風紀委員化する朝日新聞が廃校での制服撮影会に「性的興行」とクレーム

朝日新聞が、風紀委員と化しています。埼玉県鴻巣市の旧市立小学校の校舎で、民間事業者が制服や浴衣の撮影イベントを開催されることに対して、近隣住民は「子供たちが学んでいた場所で性的なイベントを行うのは不適切だ」と反対していることを紹介しています。

市は「過度に肌を露出する撮影があった場合にはイベントを即中止するという趣旨の誓約書も提出してもらっている」「法的に貸し出しを拒否する理由がない」と説明しているといいいます。そもそも市はすでに過剰対応なのに朝日新聞はなにが不満なんでしょうか。

同じく埼玉県では公共施設での女性タレントが出演するプールでの撮影イベントを直前になって理由なく中止に追い込んだという”成功体験”があります。

metamorworks/iStock(あくまでイメージ)

そこにやってくる男性が気持ち悪いということなのでしょうか。それでは酷すぎます。

それにしても朝日新聞はどうしてここまで変わってしまったのでしょうか。

朝日新聞は地元市議のコメントも紹介しています。その市議の論理展開は無理筋でXにはコミュニティーノートがついています。

鴻巣市は「表現の自由」の範囲内であると判断し旧校舎の貸し出しを許可しました。法的に正当な理由の無い、抽象的な「住民の気持ち」を根拠とした貸出し拒絶は憲法14条1項に定めた「法の下の平等(平等権)」に抵触する恐れがあります。

登場人物はおなじみの面々だという指摘も。

朝日新聞と反対する政治家はけっきょくなにがしたいのでしょうか。謎は深まります。

「新しい戦前」はまったく同じルートを辿ってまたやってくるのかもしれません。