観光するなら「個人タクシーの貸切」が結局オトク

宮崎の3日目は宮崎市周辺の観光地巡りをすることにしました。

目的の1つは都農ワイナリーという宮崎市内から車で1時間ほどかかる有名なワイナリーです。ワイナリーツアーを予約しましたが、試飲をする時間も予定されており、レンタカーを運転して行くことはできません。

そこで、宮崎の友人から紹介してもらった個人タクシーの運転手さんにお願いして、半日貸切で運転をお願いしました。

大手のタクシー会社の観光タクシーという選択肢もありましたが、こちらは人気で予約が取れません。でも結果的に個人タクシーに依頼して大正解でした。

FotoGraphik/iStock

都農ワイナリーまでの道中は車で1時間以上かかります。時間が押していて間に合うかどうか不安でしたが、個人タクシーの「運転技術」で50分ほどで到着し、ワイナリーツアーにちょうど間に合いました。

ワイナリーツアーは何と1組だけで、都農ワイナリーの赤尾社長自らが車を運転して案内してくれ、収穫直前の畑のブドウを試食させてもらったり、特別なプログラムで見学できました。

その後、12時半位から運転手さんにランチのお店を紹介して欲しいとお願いすると、西都にあるうなぎの入船(写真)という有名なお店に連れて行ってくれました。

しかし休日ということで、受付で名前を書いてから1時間ほど待たされるとの事。諦めようとしたのですが、運転手さんが近くにある古墳博物館に連れて行ってくれました。

西都は古墳で有名な場所らしく、こちらの博物館は充実した展示。しかも入場料が無料という大盤振る舞いの施設です。こちらで1時間ほど見学してから、再び入船に戻り、10分ほど待って入店することができました。

こちらのうなぎは関西風の焼きうなぎで、一緒に出てくる。白焼きや呉汁(大豆が入ったお味噌汁)もとても美味しく、価格もリーズナブル。大満足でお店を出ることができました。

そこから焼酎のお店にも連れて行ってもらい、最後はホテルの前まで時間通りに送ってもらえました。

大手のタクシー会社ではなく、個人タクシーに案内してもらったことで予定をフレキシブルに調整してもらえ、待ち時間も炎天下で過ごすことなく自分では絶対に見つけられないような場所に連れて行ってもらえました。

また混雑している観光地や飲食店は駐車場の確保が難しいこともあり、自分で運転していたら車を泊める場所を探すのも一苦労です。

電車やバスなどの公共交通機関が利用しにくい観光地では、少し高くはなりますが「個人タクシーの貸切」の方が効率的。満足度も高く賢明な選択肢だと実感しました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年8月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。