2024年大統領選に独立系候補として出馬していたロバート・ケネディ・ジュニア氏が選挙戦からの撤退を表明しました。
BBCニュース – 【米大統領選2024】無所属ケネディ氏が撤退、トランプ候補を支持https://t.co/zWrvIw3YD7
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) August 24, 2024
ケネディ氏はトランプ氏の集会に参加をし、トランプ前大統領の推薦を表明しています。
Robert F. Kennedy Jr.’s day:
2:45 ET: Drops out of the presidential race and endorses Donald Trump for president.
3:12 ET: The Kennedy family releases a statement, condemning their brother for his decision to support Trump.
4:30 ET: Kennedy shows up at Trump’s rally in front… pic.twitter.com/GXZxpkM5Zv
— Collin Rugg (@CollinRugg) August 24, 2024
ロバート・F・ケネディ・ジュニアの日:
東部時間2時45分: 大統領選挙から撤退し、ドナルド・トランプ氏を大統領候補として支持。
東部時間3時12分: ケネディ家は声明を発表し、兄がトランプ氏を支持する決断をしたことを非難した。
東部時間午後4時30分:ケネディ氏は2万人の前で行われたトランプ氏の集会に出席し、支持を倍増させた。
象徴的。
ケネディ氏は自身の撤退と引き換えに、トランプ政権で要職に起用されることを目論んでいるみたいです。これはケネディ氏が撤退することで、トランプ氏の票に上乗せがされることを前提とした取引です。
トランプ氏、ケネディ氏を政権要職に起用検討 選挙撤退と支持が条件 https://t.co/R8qTMEMguj
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) August 21, 2024
ケネディ氏は撤退を決めた理由として、「選挙で勝利するための現実的な道筋があるとは考えていない」からだとしています。一方でトランプ氏の推薦は、民主党が司法を「武器化」してトランプ氏の刑事訴追を進めていることに危機感を覚えたことを決断の理由として挙げています。
The DNC waged continual legal warfare against both President Trump and myself. pic.twitter.com/LitsoUxmvj
— Robert F. Kennedy Jr (@RobertKennedyJr) August 24, 2024
民主党全国委員会はトランプ大統領と私の両方に対して継続的な法廷闘争を繰り広げました。
トランプ氏とバイデン氏のリターン・マッチを多くの有権者が望んでいなかったことから、その不満を背景にケネディ氏は第三極の大統領候補としては異例の高い支持率を記録していました。しかし、毎日新聞によると、ハリス氏という新しい候補が出てきたことで、ケネディ氏に集まっていた批判票がハリス氏に流れるのではないかという分析があります。
しかし、米国において「ケネディ」という名前はブランドがあり、トランプ氏はケネディ氏の推薦により若干の上積みも期待できるのではないでしょうか?
ケネディ氏撤退 トランプ氏へ票の上積みとは限らない?閣僚起用は? | 毎日新聞 https://t.co/Dnz78BQ9WE
〈ケネディ氏が撤退すれば、保守票がケネディ氏に流れるのを警戒していた共和党のトランプ前大統領にとっては朗報で、民主党のハリス副大統領が勢いづく流れが変わるか注目される〉
— 毎日新聞国際ニュース (@Mai_Intl) August 22, 2024
ケネディ氏といえば米国では知らない者がいない政治家一族ケネディ家の出身であり、暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の甥です。トランプ氏は再選すればケネディ大統領暗殺の謎を解き明かす意向を示しています。
ケネディ暗殺の文書全公開を主張 - トランプ氏、委員会設置でhttps://t.co/xKJQCWLszK
— 共同通信公式 (@kyodo_official) August 24, 2024