住宅価格高騰で地銀でも50年ローンがスタート:どんな人が借りるの?

京葉銀行は、最長50年の住宅ローンを2日から開始しました。これまでは最長40年でしたが、1都3県の地方銀行で50年ローンを提供するのは初めてとのことです。

ネット銀行での取り扱いはありましたが、地銀は京葉銀行が初めてです。

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不動産価格の高騰に伴い、若年層が子どもの受験や車の購入といったライフプランに合わせて毎月の返済額を抑えたいというニーズに応える狙いがあります。たしかに月々の返済額は減ります。

京葉銀行の50年ローンはかなり思い切った金融商品となっています。

 

ただし保証料が必要だったり新築限定だったりと借りる条件が込み入っています。

なにごとにもよい点と悪い点があります。

ふつうのひとが50年かけて返すというイメージではないようです。

50年ローンで借りてその間に運用する程度のリテラシーが求められます。

どんな投資でも時間がいちばんの味方です。

一方で、フラット35の利用が低迷しているます。金利が上がったため固定金利は割高に感じてしまいます。

数十年後には短期金利はどうなっているのでしょうか。そんな心配をする人は50年ローンは借りれないのかもしれません。