自民党総裁選序盤、党員内における評価でまさかの小泉進次郎さんが大失速となっています。
最初の神がかり的な記者会見で「勝負あったか」と思われるほどのインパクトを残したものの、テレビ討論などではキレがなく。
特に意気揚々と掲げた「解雇規制の見直し」議論においては、集中砲火をくらって完全に御しきれていません。
どうやら小泉進次郎議員は、これを世間一般が想定する「金銭解決ルールの導入」ではなく、リスキリングの強化程度の意味で公約に入れていたようです。
そりゃ、本当に解雇規制の緩和を期待する人からはズッコケですし、逆の立場に人からしても「じゃあなんでそんな誤解を招くような表現で公約に入れるねん!」ってなりますわね…。
明確にハレーションを引き起こす意図を持って入れたであろう選択的夫婦別姓と異なり、こちらはなぜこのタイミングで小泉進次郎議員がリスクをとって総裁選公約にいれたのか、あまり意味がわかりませんでした。
案の定、すでに軌道修正に走り、それも失敗してるというのが今日の状況です。
小泉進次郎議員の知恵袋と言われる「三銃士(小林史明、小倉将信、村井英樹)」のテコ入れで、ここからの挽回は可能なのでしょうか。注視していきます。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年9月15日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。