イスラエルがヒズボラ幹部らを空爆で殺害：迷走し始めたイスラエルの戦略

イスラエルは20日にベイルートを空爆し、ヒズボラの幹部であるイブラヒム・アーキル司令官を含む14人を殺害したと発表しました。ヒズボラの反発で中東情勢は一層不安定になると懸念されています。

イスラエル軍 “レバノン空爆ヒズボラの幹部殺害”と発表https://t.co/FTuXolua6R #nhk_news

— NHKニュース (@nhk_news) September 20, 2024

イスラエル軍の空爆で、ヒズボラ軍事部門最高幹部のイブラヒム・アキルが死亡。
ヒズボラ創設以前からテロ組織「イスラム聖戦機構」に参加し80年代にテロ多数。ヒズボラ軍事部門最高機関「ジハード評議会」で先般殺されたトップに次ぐNo.2で、特殊部隊「ラドワン部隊」司令官 https://t.co/LVgPmj2elV

— 黒井文太郎 (@BUNKUROI) September 20, 2024

死亡したイブラヒム・アーキル司令官

レバノンへの空爆で、ヒズボラのNo.2に当たるイブラヒム・アキールを殺害したとのこと。そんなことを続けてもヒズボラがなくなるわけじゃないのに…。2015年に、ヒズボラの創設メンバーだったイマド・ムニエの息子であるジハード・ムニエを殺害したが、それでヒズボラがおとなしくなったわけではない。 https://t.co/t4x2JadMaI

— Kazuto Suzuki (@KS_1013) September 20, 2024

レバノンのシーア派組織ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師は通信機器の爆発で多数の死傷者が出た事件後の演説で、一連の爆発をイスラエルの犯行と断定し、報復を宣言していました。

イスラエル軍、ヒズボラの拠点100カ所空爆　「最大規模の攻撃」https://t.co/xIQArRkdLd

双方の間で緊張が高まっており、米国などが自制を促しています。

— 毎日新聞 (@mainichi) September 20, 2024

イスラエル公式インスタグラムより

ヒズボラはイスラエル北部にロケット弾を発射し、イスラエルは最大規模の空爆で応酬しています。

イスラエル軍、ヒズボラの拠点100カ所空爆　「最大規模の攻撃」https://t.co/xIQArRkdLd

双方の間で緊張が高まっており、米国などが自制を促しています。

— 毎日新聞 (@mainichi) September 20, 2024

全面衝突の可能性が高まっています。

イスラエルがハマスやヒズボラを、アルカイダとか「イスラム国」のようなテロ組織と考えて、トップをやっつければ組織が崩壊する、と考えているのだったら間違いだな。彼らはAQやISとは違い、社会に根を張った「武装NGO」みたいな存在。統治や行政にかかわる組織なので、そう簡単になくならない。 https://t.co/gUK0h7xZ4F

— Kazuto Suzuki (@KS_1013) September 20, 2024

ポケベル爆発、イスラエルの「戦略ミス」指摘の声　国際法違反かhttps://t.co/lSsnO2VDuo

英BBC放送の安全保障担当記者、フランク・ガードナー氏は「これはイスラエルのオウンゴールか」と自社サイトで記しました。

— 毎日新聞 (@mainichi) September 18, 2024

イスラエルも追い込まれているという見立ても。

一応、レバノンは外国なんだけど、テロリストであるヒズボラを匿っているから攻撃しても良い、という理屈なんだろうなぁ…。精密誘導攻撃とはいえ、市街地に150機のドローンを突っ込ませるって、コラテラルダメージは確実に発生するよな…。一方的エスカレーション。https://t.co/GwlXy2JXFI

— Kazuto Suzuki (@KS_1013) September 20, 2024

今回のレバノンの事件は、相当な準備をへているはずにしては軍事的効果が小さい。発覚の可能性が出てきたので、（劇場効果を狙って）使い切ったという説が正しいように見える。 https://t.co/Dzx1JHB7xU

— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) September 19, 2024

先日の通信機器の爆破に日本の ICOMが使われたのは日本が軽く見られているからのようです。