自民党総裁選挙は、1回目の投票で過半数を得る候補者がいなかったため、上位2人である高市早苗氏(議員票72 党員票109 計181)と石破茂氏(議員票46 党員票108 計154)による決選投票となりました。小泉進次郎氏(議員票75 党員票61 計136)は及びませんでした。
決選投票は高市・石破。 pic.twitter.com/tQQ1a7yJy3
— 池田信夫 (@ikedanob) September 27, 2024
総裁選は、「国会議員票」と「党員票」で争われ、それぞれ368票ずつ、合計736票です。国会議員票は9月27日に党本部で投票・開票されます。党員投票は、去年1年分の党費を納めた党員にも選挙権が与えられ、全国で105万5839人が投票権を持っています。党員票の集計はドント方式で行われ、国会議員票と合わせた有効票の過半数を得た候補者が総裁に選出されます。今回のように過半数を得なかった場合は、上位2人による決選投票が実施されます。
このあと上位二人による演説後に投票が行われます。
自民党総裁選
あす、決選投票の場合、決選に残った2人による演説が行われることになりました。
自民党総裁選は当日の演説はない形式ですが、立憲民主党代表選の影響などもあり、演説を行うべきとの声が党内の一部で上がっていました。
— 篠原裕明 (@shino7878shino) September 26, 2024
党員票は石破氏が優勢と思われましたが高市氏が1位となりました。
自民党総裁選 1回目投票結果
★★★高市早苗氏と石破茂氏が決選投票へ
議員票 党員 合計
高市早苗氏 72 109 181
小林鷹之氏 41 19 60
林芳正氏 38 27 65
小泉進次郎氏 75 61…— 篠原裕明 (@shino7878shino) September 27, 2024
高市氏は議員票でも72票と小泉氏の75票と僅差の2位につけました。
高市さんの議員票は30ではない。ずっと多いがそれ以上は伏せておきます。今に見ておれということです。 pic.twitter.com/1estlvWTiQ
— 高鳥修一(たかとりしゅういち) (@takatorishuichi) September 22, 2024
決選投票は議員票の重みが増すので常日頃の行いが祟ってしまうのでしょうか。
石破は地方ばら撒き、農民保護だから自民の党員数だけ見たら強いのよ。
しかし一緒に働く人間からしたら信頼もなく嫌われることをするので、国会議員票が重要な決選投票では誰が相手でも勝てない。
逆を言えば、高市は石破が出てくれなかったら小泉小林に負けた可能性高いわけで、泣いて感謝すべきよ。— ゆな先生 (@JapanTank) September 27, 2024
「石破氏と与謝野氏は麻生氏に退陣を迫ったが、麻生氏から『じゃあ、お前らやるのか?』と切り返され、答えを用意していなかった。結局、すごすごと官邸を後にした」 https://t.co/BnxFLZ16bs
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「台湾有事と日本の危機」(PHP新書)出版 (@kenji_minemura) September 26, 2024
どちらが当選するかはまったく予断を許さない状況です。
議員票は小泉が75票でトップだから、これが全部、石破に行くと121票。上川・河野・林が行くと過半数。
ただ麻生・岸田・茂木が高市にと指示したので、これもきわどい。 https://t.co/P2qPv6tryV— 池田信夫 (@ikedanob) September 27, 2024
一回目の投票は、国会議員は1人1票での計367票で、地方票もこれと同じ367票と同じ重みになっています。そんな中で近年の高市氏の党員の獲得数は抜きんでていました。地方票は約105万人の党員・党友の投票を合算し、各候補者に比例で配分するというしくみに疑問の声も広がっています。
まず買収も身代わりもやり放題の党則を改正する必要がある。
いま上位の石破氏と高市氏の党員票は、議員票に比べて不自然に多い。議員が票を買える党則を改めるべきだ。 https://t.co/Z01FmV7iF9— 池田信夫 (@ikedanob) September 24, 2024
なぜ自分の手元に「自民党総裁選の党員投票用紙が5枚あるか」と言うと、自民党関係者の友人に
「党のノルマ達成のために自民党員になってくれ。会費は俺が払うから」と言われて承諾したら
流れで架空名義の4人を偽名で作らされたからです。
政治の闇は深い。 pic.twitter.com/DUInYSY87p— いぐぞー ✈️ 旅するプログラマー (@igz0) September 21, 2024