石破茂首相「日米地位協定の改定が日米強化に繋がる」に心配の声

石破茂首相は1日夜、首相官邸で臨んだ就任の記者会見で、日米地位協定の見直しが日米同盟の強化に繋がると明言し、アメリカ国内に自衛隊の訓練基地を設置する案を提案しました。

石破首相は、日米地位協定の改定について「日米同盟に懸念が生じるとは全く思っていない。同盟強化につながる」と述べています。

石破茂氏インスタグラムより

日米地位協定とは正式名称で日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定で、日本に駐留するアメリカ軍の法的な地位や権利を定めた協定です。米軍関係者が刑事犯罪を起こした場合、米国の軍法裁判で裁かれるなどが規定されてます。

地位協定の改定はあってしかるべきです。

しかし石破首相にその準備ができているかというとまったく心許ないようです。

 

 

ただしアメリカ国民からするとは地位協定が日本に有利なものになっているという認識のようです。

 

参照:日本で死亡事故を起こした米兵がテレビ出演:まるで英雄のような扱い アゴラ

地位協定の改定を通じてアメリカ領のグアムに自衛隊の訓練基地を創設することも提案しています。

野党のように日米地位協定の改定だけ主張するという都合のいいことはできません。

対米関係で迷走して退陣に至った民主党の鳩山由紀夫元首相を想起するという意見も聞こえてきます。

エマニュエル大使は懸命に石破首相を懸命にけん制しています。

左派メディアにとっても日米地位協定は自身の主張と被るので、その胸中も複雑で主張に混乱をきたしいています。