維新、足立康史議員の大阪9区に対立候補擁立へ:維新は分裂してしまうのか?

日本維新の会の藤田文武幹事長は、衆議院選挙に向けて党員資格停止中の足立康史議員の地元である大阪9区に、別の公認候補を擁立する考えを明らかにしました。

足立氏は4月の東京15区補欠選挙で、党執行部を批判し、6カ月の党員資格停止処分を受けており、次回の衆議院選挙には無所属で立候補する見込みです。吉村洋文共同代表は、大阪で維新の公認候補がいないのは不適切だと述べ、現在候補者の選定が進められているものの、最終的な決定はまだ下されていない状況です。

維新・馬場伸幸代表と足立康史議員 両氏SNSより

足立議員は議員資格停止中のため無所属で立候補する意向を示していました。

日本維新の会は、4月の衆議院補欠選挙で足立康史議員がSNSで党の公認候補陣営の活動が公職選挙法に抵触するおそれがあると批判したことを受け、足立氏を半年間の党員資格停止処分としていました。

「刺客」とも捉えられているこの塩対応に足立議員は怒り心頭。

もちろん維新にも言い分があります。

吉村洋文知事も説明が苦しそうです。

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維新と足立議員は袂を分かったほうがいいという指摘も見られます。

大阪ですら維新の勢いに陰りが見られます。分裂選挙で共倒れになってしまうのでしょうか。