どうして元マスメディアはこんなのばかりなのか
日本保守党百田尚樹「30歳超えたら子宮摘出・女性の25歳以上は結婚禁止」
日本保守党の百田代表による、女性の出産を促すため「30歳を超えたら、子宮摘出手術」発言。百田代表も有本氏も、SFとしての話だから特に撤回・謝罪の必要はない、との見解のようですが、私は石平氏の「仮定の話でも駄目」と同じ意見です。
2024/11/8 あさ8… https://t.co/OZxmWyS06j pic.twitter.com/GNQt0v4kr9
— maku (@maku94483) November 9, 2024
10月の衆議院議員選挙で全体の2%以上の票を得て国政政党となった日本保守党の党首である百田尚樹氏が政治情報番組の「あさ8!」において「SF」という仮定の上で、現在の少子化の社会構造を変化させるためには「たとえば30歳超えたら子宮摘出・女性の25歳以上は結婚禁止しないといけない」という旨の発言をしました。
これはSFとしても、目的とする少子化対策にとってはまったく関連性が無い想定であり、逆に少子化を促進しかねない破綻した主張であることが明らかです。
この発言に対してはSNSでは医師界隈なども含めた各所から苦言が呈されています。
和田政宗、石平などが苦言「国政政党の党首として完全アウト」
国政政党代表として百田尚樹氏の発言は完全アウト。
・30歳を超えたら子宮を摘出する
・女性は18歳から大学に行かせない
・25歳を超え独身の場合は生涯結婚できない法律に全ての女性を冒涜。私は不妊治療で夫婦とも30代後半で子を授かり保険適用を推進したが、怒りを覚えるhttps://t.co/aqXWgwlKyJ
— 和田 政宗 (@wadamasamune) November 9, 2024
百田尚樹氏とネット番組等で共演していたことのある和田政宗議員、石平氏なども「国政政党の党首として完全アウト」などの苦言を呈するに至っています。
出生率増大のため「女性は30歳以上になったら子宮摘出」という百田先生の発言、さすがにいただけない。家内は36歳の初出産で息子を産んでくれたが、「百田政策」だと、産む前に子宮がとっくに摘出されたのか。日本保守党の名誉のためにも早めに撤回、謝罪した方が良いと思う。
— 石 平 (@liyonyon) 2024年11月9日
百田先生、それは「SF小説としての仮定」であっても、国政政党の党首が言ってはいけないことだと思います。しかも、この発言が出たのは別に小説でもなく「あさ8」という政論番組です。私は日本保守党のことを思って苦言を呈しましたが、それが良くないと思われるならば、今後、この件に関して自分はも… https://t.co/qqF4kNcn3B
— 石 平 (@liyonyon) 2024年11月9日
何をおっしゃるのですか。百田さんは国政政党の党首という公の立場です。従って私、百田さんに苦言するのは当然、公の場でそれをやるのです。そこには個人的人間関係の挟む余地はありません。日本のことを思うという公の立場があるのみです。 https://t.co/Mpr8xQVITs
— 石 平 (@liyonyon) 2024年11月9日
百田さんのこの話、実におかしい。ご自分の発言が問題ではなく、私がそれを諌めた発言が問題であるかのような言い方をされています。日本のために奮闘してほしいと期待される日本保守党のためにも、まずご自分の公での発言を一度反省したみたらどうですか。 https://t.co/Mpr8xQVITs
— 石 平 (@liyonyon) 2024年11月9日
石平氏に対しては、同日中に「本日をもって、このアカウントでのポストをやめることにいたします。」と投稿した後に反論めいたことを長文で書き連ねていました。*1*2
いわゆる自称保守系界隈の言論空間はいったいどうなっているのか
百田氏自身は自分を保守だとは思っていないと発言していますが、「日本保守党」という名称や、属する言論界隈からは、いわゆる自称保守系の界隈に属していると言えます。
新型コロナ禍以降、この界隈が陰謀論などの発信塗れになり、現実の世界、政治に対して悪影響を与えているという危機感が共有されています。
そうした人らを無視して既存の動画チャンネルを延々と再生してくだらない言説、到底実現可能性の無い未来予想や、マスメディアの記事にツッコミを入れるだけの低質なコンテンツに人生の時間を無駄にしている高齢者らが不憫に思います。
百田氏は元NHK。最近は元時事通信の保守系論客がセクハラで提訴されるなど内情が暴露されることがアイツでいますが、元マスメディアの連中の食い物にされていないだろうか?
編集部より:この記事は、Nathan(ねーさん)氏のブログ「事実を整える」 2024年11月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「事実を整える」をご覧ください。