健康保険証を使った不正がテロリストの活動を維持するための重要なツールに

【20年以上所在不明だった革労協主流派メンバーの女(69)を東京都内で逮捕 福岡・久留米市から送付の国民健康保険証を都内病院で不正使用し医療費支払いを免れた詐欺容疑】

福岡県警は6日、国民健康保険証を不正に使った疑いで、過激派団体のメンバーの女(69)を東京都内で逮捕しました。

女は少なくとも20年以上にわたり所在不明となっていて、警察が行方を捜していました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳で革労協主流派のメンバー・後藤あざみ容疑者(69)です。

福岡県警公安第三課によりますと、後藤容疑者は去年7月から8月にかけ、福岡県久留米市に居住実態がないにもかかわらず、市から送付された国民健康保険証を東京都内の病院で不正に使い、自己負担金以外の医療費約9000円の支払いを免れた疑いです。

福岡県警は凶器準備集合の疑いなどで過去に2度、後藤容疑者を指名手配していましたが、いずれも所在がつかめず、時効を迎えたということです。

しかし東京都内で保険証が不正に使われたのを警察が確認し、捜査を進めていました。

警察は後藤容疑者の認否を明らかにしていません。
(2024/11/6 テレビ西日本)

現行のガバガバ健康保険証の不正利用は以前から指摘されてきました。

今回は極左テロリストの指名手配犯の逮捕という形で実証されたと言えます。

このパターンは46年間にわたって逃亡生活を続けていた渋谷暴動事件の容疑者の1人、中核派の大坂正明でも同じでした。

中核派の活動家が他人の名義の保険証などの身分証を使っていたことがバレて逮捕され、そこから大坂正明まで繋がっていったのです。

北朝鮮問題は新左翼の取材を続けていたジャーナリストの故・野村旗守氏は以下の記事で

【過激派活動家が46年も警察から逃げ続けられた理由】
(2017/6/20 NEWSポストセブン)

他人の身分証を借りたり、偽造したりして身元を隠し、潜伏し続ける。中核派OBのなかには、医者や企業経営者などになって成功した人間もいて、逃亡の資金援助をする。

と指摘しています。

立憲民主党と日本共産党は特に強硬に
「紙の保険証を残す」
というところに力を入れています。

野田佳彦も政権を取ったらやりたい政策はと問われて
「紙の保険証を残す」
でした。

不正の温床になっていることが指摘されている旧来の健康保険証を残すのはそのとおり不正をできる状態を維持することが目的としか思えません。

今回、健康保険証を使った不正が極左テロリストなどの凶悪犯の活動を維持するための重要なツールになっている事があらためて示された形です。

不正使用による多重処方や不正請求にも悪用できしまうわけですからこの穴を塞ぐのは必然です。


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2024年10月29日のエントリーより転載させていただきました。