11月17日に投開票が行われた兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦氏に関する疑惑告発文書の問題について、兵庫県議会は18日午後に調査特別委員会(百条委員会)を開催するとのことです。問題を総括する尋問を25日に関係者に対して行う予定で、対象者の選定や今後の進行について協議が進められます。また、斎藤氏に対する尋問も再開される見込みです。
【疑惑検証が焦点】再選の斎藤知事巡り百条委員会を再開へ 兵庫https://t.co/6iVIhvwGcf
斎藤氏への尋問も今後再開される見通し。25日に問題を巡る総括的な尋問を関係者に行う予定で、対象を誰にするかや今後の進行を協議する。10月分の議事録や録画映像は今後公開される予定。
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 17, 2024
斎藤氏は19日就任し、再選後として初めて兵庫県庁に登庁します。斎藤氏は当選後に「文書問題への対応と政策推進の民意が示された」と述べ、百条委の検証に応じつつ、来年度予算の議論を進める考えを示しました。
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兵庫県議会は、県政と直接関係のない問題で知事を百条委員会にかけ、調査が終わる前に不信任決議を行いました。この決定により、兵庫県政を混乱させた責任は県議会にあると言えます。
県議会は、県政に直結しない事案で知事を百条委員会にかけ、結果もでないうちに不信任決議をした。その責任をどうとるのか。都議会は議長選の汚職事件で1965年に自ら解散した例がある。議員の4分の3以上の出席、5分の4以上の賛成で議会の判断により解散できる。
— 上山信一 Ueyama (@ShinichiUeyama) November 17, 2024
兵庫県政を混乱させた主犯は県議会。百条委員会が調査を終えない中、議会は知事を失職させた。裁判の途中に刑を執行した。しかもパワハラもおねだりも証拠がでない。キックバックも信金理事長が否定。怪文書の内容が実証されない。収拾策は斎藤氏を知事に戻すことと県議選で議員らが県民の審判を受ける…
— 上山信一 Ueyama (@ShinichiUeyama) November 16, 2024
県議会が調査が未完了の段階で知事を失職させた対応の責任とは向き合うのでしょうか。現在も疑惑が残る百条委員会や、不信任決議案を可決した経緯について、どのように向き合うかが問われています。
○スキーウェアおねだり
→観光協会が否定
○パワハラ疑惑
→百条委員会で否定
○優勝パレードキックバック疑惑
→百条委員会で信用金庫理事長が否定※百条委員会で虚偽答弁すると偽証罪に問われる可能性があり真実性は高いと考えられます
結局全部デマ? pic.twitter.com/E7iTqnxUVu
— アルス (@arusu752) October 24, 2024
斎藤知事を失職させることに全会一致で賛成した兵庫県議会議員は、今後どのように斎藤知事と協力関係を築くのかを考える必要があります。
政治的思惑で百条委員会を開催したことが白日の下に晒され、阻止したかった改革が県民の圧倒的な支持を得た以上、全会一致で知事を失職させた兵庫県議会議員は、今後どうやって斎藤知事と折り合うかを考える必要がある。斎藤知事の下では働けないと豪語したり机を叩いたりした市長らも同じだ。
— 野村修也 (@NomuraShuya) November 17, 2024
兵庫県議会議員からも、兵庫県民の民意を真摯に受け止める必要があります。
投票率50%超え。圧倒的な信任。
県民の皆さまの民意を、私をはじめ兵庫県議会議員はしっかり受け止めなければなりません。未だに疑惑だらけの百条委員会、可決した不信任決議案との向き合い方…。…
— 中田慎也 -兵庫県議会議員- (@s_nakata_net) November 17, 2024
百条委員会が公正さを欠き、それを報道するマスコミ報道にも多くの誤りが見られました。
私は知事を擁護したいわけではない。百条委員会は公正でなくマスコミ報道も間違いが多い。世論の圧を使って知事を辞めさせる動きは一部議員と反改革勢力の画策ではないか。県庁幹部が怪文書を流布し、さらに自死に至った背景には県庁と議会の闇があるはずだ。その経緯が不明な中、ヒステリックに知事に… https://t.co/4qA5OKXk7P
— 上山信一 Ueyama (@ShinichiUeyama) September 1, 2024
百条委員会に期待してる人へ
反斎藤派の奥谷議員が「選挙に影響しない為に」という建前で前回審議を
・非公開
・報道説明無し
と決めてます自分たちに有利だと思ってたら義務も無いのに絶対にこんな対応は取りませんよ
兵庫県 斎藤元彦前知事の疑惑、百条委員会24〜25日にhttps://t.co/aG7fwViUqQ pic.twitter.com/lmqRNuoJ8w
— ホットケーキくん(ペーパーハウス チャンネル) (@hotcake_kun_) November 17, 2024
稲村和美候補を支持した22市長の中で相生市長の谷口芳紀氏が会見中に机を叩く場面があり「こうした行動の首長は辞めるべきでは」「百条委員会を開くべきでは」と話題になっています。
【悲報】【兵庫県】
稲村和美候補を支持すると表明した22市長。
県庁内で行われた会見で相生市長(谷口芳紀氏)が机を叩く。机を叩くような首長は辞めなアカンのんちゃうの?百条委員会開かなくて大丈夫そ?
と話題に。 pic.twitter.com/1jC5oN6khr— きーこ (@hirose_kiKO) November 16, 2024
兵庫県庁の職員アンケートにも疑問が投げかけられています。
あのアンケートは同じ人が何回も回答していた可能性。それから議員が県庁職員のOBにアンケートに回答しろとメールしていた。素人の議員が集まった百条委員会の品質は劣悪。 https://t.co/v6nx5cVCZn
— 上山信一 Ueyama (@ShinichiUeyama) November 16, 2024
県庁職員の自殺の理由についてはさまざまな可能性が考えられますが、テレビや新聞には「報じて良い」とする独自の判断基準が問題とされています。
兵庫県知事選挙で、なぜテレビと新聞が偏向したのかを述べます。県庁職員が自殺した理由は、さまざま考えられますが、テレビと新聞は「報じていい」と勝手に判断する基準があり、それに当てはまるのが県職員アンケートであり、百条委員会なので、そればかりを報道するしかありませんでした。(続く) pic.twitter.com/zQKvK9BLZv
— 小倉健一(小倉パン/イトモス研究所) (@ogurapunk) November 17, 2024
しかし、本来、考えなくてはいけない視点が(最低でも)3つあります。個人の責任、知事の責任、社会全体の責任。この検討ができたのは、SNSやネットメディアだけでした。テレビや新聞は反省すべきですが、もし、彼らは基準を変えるつもりがないなら、これからも偏向していくほかありません。新聞は信…
— 小倉健一(小倉パン/イトモス研究所) (@ogurapunk) November 17, 2024
兵庫県知事選では、マスコミ世論とネット世論の対立が激化しました。10月25日の県議会百条委員会秘密会の音源が流出し、片山安孝前副知事が元県民局長の処分理由を「不倫日記」と説明したことが波紋を呼びました。
不倫発言「取り消せ」記者クラブの圧力に片山氏が屈服!朝日・読売激詰め実況中継|SAKISIRU
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お待たせしました。第2弾です。まずは文字起こしから。この後音源もYouTubeライブで公開します。
#SAKISIRU #兵庫の躍動を止めない https://t.co/nOFuLHfEZe— 新田哲史 (@TetsuNitta) November 16, 2024
前副知事は囲み取材で記者たちと口論に発展しました。NHKや朝日新聞の記者らが詰問し、発言の撤回を迫る場面も記録されていました。前副知事は県庁玄関で十名以上の記者に囲まれ、朝日新聞や読売新聞の記者が厳しい態度で臨む様子が注目を集めました。流出音源には片山副知事が説明を試みるも議員や記者らに静止される場面が記録されています。
兵庫県知事辞任騒動の真実が正しく報道されていません。自決された元西播磨県民局長のA氏の公務パソコンの中身が明かされれば、重大な事実が表に出るでしょうと言うか、立候補された立花孝志氏が政見放送でズバリ訴えています(動画の後に繋げました)。すなわち、長年の間に複数の女性と不倫していたこ… pic.twitter.com/mSiJ7QRq92
— take5 (@akasayiigaremus) November 8, 2024
こういった正確な経緯も百条委員会で明らかになるとは思えないので、百条委員会を調査する委員会を立ち上げる必要性がありそうです。