ラ・メゾン・ベルヴュ(ル・カネ、カンヌ)

ル・カネの魅力に浸る1日。お昼ご飯は、カンヌを見下ろす緑豊かな広場に面した、「ラ・メゾン・ベルヴュ」で。

雲ひとつないアジュール色の空と強い光を放つ太陽。満場一致でテラスに陣取り、とはいえ太陽に顔むらけられない私とイングランド人ちゃんは背を太陽に、太陽見るの大好きなフランス人ちゃんたちは反対側。席の取り合いにならない。

中も雰囲気よいけど、ピカピカ太陽なのでテラスご飯

レバノンの香りを感じる、とびきり美味しいフムス&ピタ、カリッ&トロッなカリフラワーロティ、ハチミツとゴマを香らせたフェタのパイ。どれも、風味豊かで香り高く、とてもおいしい。

一杯目から氷入れてピシーヌにしちゃうコートどプロヴァンスのロゼが、進む進む♪

メインは、ナスのミラネーゼ風。ナスを開いて揚げてあって、アジフライみたい。こちらも、カリッとトロッとおいしいね〜。トマトバジルソースと共に。おやつは、オレンジフラワーやデーツ、ピスタチオのサンデーで、中近東の魅力たっぷり。

丸ごとカリフラワー
味が染みてておいし〜

このフムス、絶品!ピタもおいしくて、とまらない

ミラノ風カツレツならぬ…

ミラノ風ナス

知人の、スズキの背開き
見入っちゃう

アジュール色の空の下には、この色のロゼがピッタリ

周りには、散歩する犬たちが行き交い、広場なのでここでみんな社交してる。どの犬も飼い主も、幸せそう。横では、おじさま2人がパスティス。私もアペリティフ、パスティスにすればよかった。パリだと飲む気にならないけど、こんな太陽の下にいるとたまに飲みたくなる、南仏の“命の水”。

太陽、木々、おいしいものに囲まれた、幸せな午後。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2024年10月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。