「金色のガッシュ!!」作者の雷句誠『削除要求には応じない』
さて、こちらの韓国のガッシュファンという方からのポストに対してのお返事をしたいと思います。@stur22 さんという方が、自分が描いた年賀状の背景が旭日旗を表現しているように見えるから、謝罪と絵の削除を求める声明文が来ました。
問題のイラストはこちらです。… https://t.co/2d2DHCtIjc pic.twitter.com/yms3ILDpVm— 雷句誠 (@raikumakoto) January 5, 2025
週刊少年サンデーで連載された漫画【金色のガッシュ!!】の作者である雷句誠氏が、自身がXに掲載したイラストに対して韓国のガッシュファンと自称する者から「旭日旗表現であり削除を要求する」と言われたことに対して反対の意見を表明しています。
非難の対象となったのは以下の投稿のイラストでした。
謝罪と修正と歴史を学ぶことを要求:自身も同様のイラストを投稿
自称韓国ファンは、旭日旗様のデザインの削除修正のみならず、謝罪と歴史を学習することまでをも要求していました。
ちなみにこのアカウント、2014年には自分で以下のイラストを投稿していました。
ダブルスタンダードと言わざるを得ません。
現在はアイコンの絵も変えて鍵アカウントになっています。
雷句誠「私一人の問題ではなく日の出の表現が作れなくなる、表現の萎縮に繋がる」
さて、こちらの韓国のガッシュファンという方からのポストに対してのお返事をしたいと思います。@stur22 さんという方が、自分が描いた年賀状の背景が旭日旗を表現しているように見えるから、謝罪と絵の削除を求める声明文が来ました。
問題のイラストはこちらです。… https://t.co/2d2DHCtIjc pic.twitter.com/yms3ILDpVm— 雷句誠 (@raikumakoto) January 5, 2025
雷句誠氏は、「私一人の問題ではない、全ての人が日の出の表現が作れなくなる。」「よく「萎縮」の種を作ると表現ができなくなると言いますが、まさにそれの種になるのではないでしょうか?」と、今回の意見表明に至った理由を説明しています。
実はこの声明文に似た内容の、韓国の方からの旭日旗を用いた強い批判のリプや引用はいくつか来ていました。
それは私も目にしていましたが、自分としてはこれは年賀状の縁起物である日の出をイメージしたもので、「旭日旗」というのはどうしても理解ができず、無反応、そして過激なものに関してはブロックをしていました。これは旭日旗に対する意見というよりも、雷句誠、個人への攻撃に見えたのもあります。
このデザインは新春の雑誌、漫画雑誌も含め、表紙のバックやカレンダーなどでもよく使われている絵柄です。それが全て使えなくなり、韓国の方の一言で、発刊停止まで追いやられることになります。
そうなると、漫画家だけでなく、絵を描く人、TVやYouTubeなどで映像を作る人も含めて、日の出の表現が作れなくなると思います。(もしくはかなり限られてしまう。)
よく「萎縮」の種を作ると表現ができなくなると言いますが、まさにそれの種になるのではないでしょうか?
このように私一人の問題ではなくなってしまいます。
雷句誠氏の主張は「旭日 旗ではない」という構成ですが、まったく旭日旗ではないものについても削除要求などのヘイト行為の対象として攻撃されてきた現実があります。
既にスポーツ・芸術の分野で夥しい例があります。
韓国が旭日旗を戦犯旗と呼びだした2012年以降、徐坰徳(ソギョンドク)教授の工作
上掲は韓国の朝鮮日報で旭日旗に関して書かれた記事を中心にまとめた記事ですが、「戦犯旗」という語について以下の事実が書かれています。
- 国語大辞典に正式登録された単語ではない
- 戦犯旗に言及した韓国の学術論文は「0件」
- 戦犯旗という単語がメディアに登場し始めたのは2012年ごろ
2019年当時、韓国側ですらこのようにまとめられています。
実際、旭日旗に関する異常な非難と「戦犯旗」という蔑称が使われだした時期は日本側の研究でも同様の認識となっています。
2011年サッカーアジアカップ日韓戦において奇誠庸(キソンヨン)選手がカメラに向かってサルのまねをした行為が批判された際に「観客席の旭日旗を見て腹が立った」などと釈明したことがきっかけでした。
実際の旭日旗はの意匠は、大漁旗や出産・節句の祝いなど日常生活で用いられています。特に軍事的な意味を持っているのではなく、【縁起物】だから戦中に転用されていただけであり、現在では海を舞台にする海上自衛隊の「軍 旗」として、国際法上の「軍艦」と扱われるよう示される外部標識となっています。
韓国における旭日旗・昇る太陽・放射線状のデザインが度々使用されてきた例
韓国自身が旭日旗・昇る太陽・放射線状のデザインを度々使用し、許容されてきました。その証拠は多数残っています。上掲画像のように、政府公式が開催する国際会議、教育機関の校章、エンタメ界、すべてで利用されて来ました。
編集部より:この記事は、Nathan(ねーさん)氏のブログ「事実を整える」 2025年1月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「事実を整える」をご覧ください。