東京郊外のマンション市場では、「部屋の広さ」を売りにしてきた物件が変化を見せています。埼玉県などの新築マンションの平均専有面積は10年前と比べ約1割縮小し、東京23区と同水準になりました。建設コスト上昇の影響が大きくなっています。
コンビニのお弁当と同じで、東京のマンションはどんどん狭くなる。しかし、香港の実情を見れば、東京のマンションはまだまだ広すぎる。子育て世代なら35平米、一人暮らしなら9平米ぐらいまでは問題なく行ける。がんばれ! https://t.co/ifMGsVhFg6
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) January 5, 2025
郊外マンション、10年で1割狭く 専有面積が都心並みに 日経新聞
たとえば埼玉県川口市で建設中の「ローレルコート川口レジデンス」は平均専有面積69.7㎡と広さを抑えていますが、価格は7000万円台が主流で、販売は苦戦しているとのことです。
近隣のローレルコート川口レジデンスは既に上棟しているが現時点で供給済みは3分の1強との事 https://t.co/kEzmwP2vqY
— Y.NASHI (@yk_06_Nashi_jp) November 7, 2024
2002年における東京23区新築マンションの平均専有面積は80平米を超えていましたが、2023年には60平米台と、都心はすでに大幅に縮小をしていました。
2002年における東京23区新築マンションの平均専有面積は80平米を超えていましたが、2023年には60平米台と、大幅に縮小しています。
およそ20年にわたる価格上昇の中で、グロス(販売総額)を上げないための、マンションデベロッパーの企業努力とも言えます。…— 大西倫加@会社経営と瞑想ワーク【こころの杜】主宰 (@norika_onishi) October 20, 2024
首都圏全体で新築マンションの専有面積が縮小傾向にあり、東京都下や埼玉県、神奈川県では10年前に比べ約9〜10%縮小しているそうです。おまけに階高まで抑えているとか。
専有面積も縮小し続けたけど、天井高や可変性に影響する階高も縮んでますね…
「20階建て以上」の平均階高が3.4~3.6mで推移する一方、「20階建て未満」のほうは2018年度を境に3.1mから3.0mに縮小
マン点流!不都合な真実(新築マンションが縮んでいる) | スムログ https://t.co/JOIzGjrKvj pic.twitter.com/PAAm81dlZo
— 大西倫加@会社経営と瞑想ワーク【こころの杜】主宰 (@norika_onishi) February 8, 2023
価格は資材や人件費の高騰により、埼玉県で32%、神奈川県で45%上昇していますが、価格高騰に伴う販売の停滞も目立っています。
2050年に向けての家の基本路線はまぁこんなものでしょうが、空き家問題とか管理不全マンションとか深刻な問題が山積みですわな
余る住宅、減る職人 未来の家「エコに直して」長く使う ニッポン2025 – 日本経済新聞 https://t.co/HLxFWGDTnd
— Manjo Shimahara(島原万丈) (@Manjo_Shima) January 6, 2025
郊外では建設コストの影響を受けやすく、面積を減らして価格を抑える傾向が広がっています。共用設備の充実で狭さを補う工夫も進んでいますが、分譲マンションの値上げ傾向は無視できない状況です。
【悲報】
最近の新築マンションは、共有部を豪華に作りすぎて管理費積立金が高い。
そしてこんな未来が予想できる。①20年後は一般的なマンションでも管理費積立金だけで4,5万するマンションが続出
②支払い難の人が売ろうとするも、コストが高いマンションを買える人がいない
③マンション価格暴落— 不動産投資家MASA (@2103ou_masuke) August 10, 2024
およそ20年にわたる価格上昇の中で、グロス(販売総額)を上げないための、マンションデベロッパーの企業努力は報われるのでしょうか。
いま新築マンションの魅力が大きく減退している価格面以外の理由 「専有面積の縮小」「設備もチープ」で相対的にゴージャスな中古マンションが魅力的にhttps://t.co/Cq7qBf7px6
— 長嶋 修 不動産コンサルタント / インテリジェンスディコーダー(情報を解き明かす者) (@nagashimaosamu) October 14, 2024
購入者には発想の転換が求められています。
だいたい狭いと光熱費も安くなるし、掃除も楽だし、いいことしかない。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) January 5, 2025