「外国人がタダ同然で受けられる高額療養費制度はおかしい」と玉木雄一郎氏が指摘

高額療養費制度の見直しが話題になっていますが、玉木雄一郎氏(国民民主党)が「外国人が90日の滞在で1億円以上の高度医療を受けられる高額療養費制度はおかしいと問題提起して議論が巻き起こっています。

玉木氏は「外国人やその扶養家族がわずか90日の滞在で数千万円相当の高額療養費制度を受けられる現在の仕組みは、より厳格な適用となるよう、制度を見直すべき」と述べました。

米山隆一氏(立憲民主党)はこの主張に対して、「その理屈なら、日本人も保険に加入してから数ヶ月は高額治療を受けられないことになる」と意味不明の反論。

これに対してXでは、米山氏を批判する声が多い。

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このガーナ人は障害者扱いで保険料は無料。年間500万円で透析を受けており、20年滞在したら1億円かかります。

河野太郎氏(自民党)もこの問題についてコメントしました。

  • 日本では、3か月以上滞在する外国人は、他の健康保険に加入していない場合、国民健康保険に加入する必要があります。約92万人の外国人が国民健康保険に加入しており、これは被保険者の3.6%に相当し、全体の医療費の1.4%を占めています。
  • 加入している外国人の平均年齢は日本人より低く、これが保険財政にプラスの影響を与える可能性があります。将来的には、在留カードとマイナンバーカードを一体化し、外国人にマイナンバーカードの保険証を義務付けることで、保険の不正利用を防ぐ予定です。
  • 病気の治療を目的に来日し、長期滞在しながら国民健康保険に加入することを防ぐ対策が必要です。短期滞在の外国人は国民健康保険に加入できませんが、彼らに民間の医療保険への加入を義務付けることが検討されています。外国人の健康保険利用を止めるだけでは、日本の医療費問題は解決できません。