なぜ新幹線のチケットを窓口に並んで買うのか?

※画像はイメージ
TkKurikawa/iStock

関西に出かけたりするのに月に1回程度は新幹線を利用しています。JR東海のEXアプリを使ってネットで予約しています。

いつでもスマホから予約できるので、チケット売り場に並ばなくて良いのが便利です。

EXアプリで購入したら、PASMOに紐付けも可能です。そうすれば紙のチケットを持ち歩く必要は無くなり、紛失のリスクはありません。

また、EXアプリには早割のサービスもあります。割引で買うとグリーン車が普通車の通常料金とそれほど変わらない価格で手に入ることもあります。

そして、最大のメリットは予約変更が利用前であれば何回でも変更が可能なことです。

駅に早く着いた時など、改札で予約変更して早い列車に乗ることができます。

あるいは、終電までに帰るもののまだ帰りの時間が決まっていない時は、最終列車の予約を入れておいて、早く帰れる時は前倒しに変更したりしています。

紙のチケットだと変更手続きに窓口に並ばなければなりません。インバウンド観光客で混雑していたり、事故や天災でダイヤが乱れている時などは、窓口で長時間待たされます。

購入の手間や変更の煩雑さを考えれば、JRの窓口や券売機で買ったり、新橋にあるような格安チケット店で購入するのは、どういうメリットがあるのか私には理解できません。

なぜ新幹線のチケットを駅やチケットショップの窓口に並んで買うのか?

私の知らない秘密の理由があるのでしょうか。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年2月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

アバター画像
資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。