トランプ大統領、教育省廃止に着手:日本の教育政策と逆行?

米経済紙のウォールストリートジャーナルによると、トランプ政権が教育省の廃止を命ずる大統領令を発表する準備を進めていることが分かりました。

米国で教育省が設立されたのはジミー・カーター政権下の1979年で、比較的新しい省庁です。設立当時から、共和党の保守派を中心に、州独自の教育政策に介入する教育省を目の敵とし、その廃止を目指す動きがありました。

保守派のシンクタンク「ヘリテージ財団」は2024年大統領選前に発表した提言書で「教育省廃止」について言及していました。この報告書の作成に関わった識者の何人かは第二次トランプ政権入りを果たしています。

トランプ政権は教育政策の脱集権化を進める一方で、日本の石破政権は教育無償化を進め政府の介入を強めています。対照的な方向性です。

今の日本に、省庁再編のような大胆な改革は可能なのでしょうか?

トランプ大統領 ホワイトハウスXより