石破首相が国会で、食料品の消費税率をゼロに下げろという野党議員の質問に「一概に否定するつもりはない」と答弁したことが、いろんな波紋を呼んでいます。
【中継】食料品の消費税を減税「一概に否定するつもりない」石破首相の答弁に注目集まる 自民党内や財務省からは否定的な声も #FNNプライムオンライン https://t.co/cksIeM3JjX
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) March 28, 2025
インフレ時にやることではない。円暴落。
まさに行き当たりばったり。自民がれいわ化しとる。まあ、財務省が良し悪しは別にして身体を張って止める。
石破茂首相、消費減税の効果「各国事例を検証したい」 – 日本経済新聞 https://t.co/JVZq8HvHgd
— 樋渡 啓祐 (@hiwa1118) March 28, 2025
自民党の木原誠二さんは「様々なことを検討していると思う」というだけで、まだ党内にはかっていないことを示唆しました。
石破首相の消費税減税「一概に否定するつもりない」発言 自民・木原氏「様々なことを検討されていると思う」 #FNNプライムオンライン https://t.co/A6joKJPKHp
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) March 30, 2025
これに反応したのが、国民民主党の玉木雄一郎代表。
石破総理「政権失うことを考えたら安いもんだ」と消費税減税を検討とのことですが、その内容は、軽減税率8%→5%とのこと。どうせなら国民民主党の主張する「一律5%への減税」を検討してはどうですか。複数税率ならインボイスが不可欠ですが、一律税率ならインボイス不要です。 https://t.co/2D8rum1ikd
— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) March 30, 2025
すべての品目の消費税率を5%に下げろというのですが、これで税収は13兆円失われ、インフレは加速するでしょう。
やべぇ、、完全にポピュリズムきた。インボイスも廃止とな、、、 https://t.co/N18P1ZXUg1
— 堀江貴文(Takafumi Horie、ホリエモン) (@takapon_jp) March 30, 2025
首相も玉木さんも本気とは思わないが、本当に消費税を5%に下げたら、財政赤字が13兆円増えてインフレになり、国債が暴落する。その赤字は将来世代の税負担になる。 pic.twitter.com/5Tkr4PY4sa
— 池田信夫 (@ikedanob) March 30, 2025
国民民主党の支持層も消費減税には否定的です。
今の日本の人口動態、労働力分布、納税者分布をみたら消費税が一番平等な税なのに失望した。今やることは現役世代、労働者の負担を減らし高齢者から取る税負担の傾斜化。現役世代重視なら消費税25%にして、その上で社会保険料を引き下げることだろう。 https://t.co/ecGfcrC4uX
— Info (@leaf_for_info) March 31, 2025
れいわの山本太郎の公約と全く同じになりましたね www
けれいわのほうがまだ「企業にありとあらゆる重税をかける」という原資について言及しているのでマシですが https://t.co/8a61cHuXHY pic.twitter.com/9JJnfDfKVi
— 【永江の新垢】データ解析好きのWeb系コンサルタント兼マーケッター (@IssekiNagae) March 31, 2025
玉木さんがどこまで本気なのかは、よくわかりません。
ご心配なく。そもそも税の論理ではなく、池田さんのおっしゃる「減税ポピュリズム」で始まったのが軽減税率。どうせ税率を動かすなら単一税率にすべきとの主張です。仕入れ税額控除の計算もシンプルになるのでインボイスも不要です。税率は名目賃金上昇率など経済のあり方を見ながら柔軟に考えます。
— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) March 31, 2025
主計局にいた玉木さんは、消費税がいちばん合理的な税だということは知っているはずなので、これは参院選向けのアドバルーンでしょう。