日産自動車は2025年3月期の連結決算について、最終赤字が最大7500億円に達する見通しを発表しました。
日産が過去最大の最終赤字に 25年3月期7500億円 リストラ費用などhttps://t.co/ZU4Vs6ZNhn
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 24, 2025
これは1986年以降で最大規模の赤字であり、主因は世界的な販売不振と、生産拠点の資産価値を見直したことによる5000億円超の減損損失、さらに構造改革費用の増加です。
日産、ゴーン追い出したらマジでなんにもできないの草。 pic.twitter.com/k5gH0XVk90
— お侍さん (@ZanEngineer) April 24, 2025
営業利益は従来の1200億円から850億円に下方修正され、前期に15円だった配当も無配に転落する見込みです。
日産自動車(7201)
25年3月期業績予想修正
営業利益1200億円→850億円(マイナス350億円)
純損失▲800億円→▲7000~7500億円(マイナス6200~6700億円)何がすごいって約1か月前に締めた前期決算なのに「最終的な見込みを予想することが困難」として純損失額をレンジにしちゃってる点… https://t.co/Spr7spMOed pic.twitter.com/u1cGDlAQ0a
— まじめにIPO (@ipo_majime) April 24, 2025
また、世界販売台数も従来見通しの340万台から335万台に引き下げられました。こうした業績悪化のなか、4月に就任したイヴァン・エスピノーサ社長は「資産の徹底的な精査を通じて再建に取り組む」と述べていますが、再建への道は平坦ではありません。
日産を、とっととGMかフォードに買収して貰えば、一気にアメ車の国内シェアも上がって、トランプに喜ばれるのでは? https://t.co/sA9N7exr5a pic.twitter.com/hFPLgneTVF
— 田端信太郎 @ 株ライバー!毎朝8:45からYouTubeライブで投資情報をワチャワチャ配信中 (@tabbata) April 24, 2025

日産・内田誠社長と本田・三部敏宏社長 日産HPより
ふたたび注目されたのが、日産とホンダとの経営統合の協議が白紙となった件です。もともと政府やメインバンクが後押しするかたちで統合の話が進められていたものの、ホンダは最終的に統合を拒否しました。その背景には、日産側の財務状況が深刻であるにもかかわらず、「対等合併」を求め続ける姿勢に対する不信感があったとされています。業績の実態を隠したまま交渉を進めようとしたのではないかという疑念も一部で指摘されています。
ホンダ神回避だな。赤字800億抱えたやつが対等合併って言って笑われてたけど実は7500億でしたって騙す気満々のやつじゃん。
— 無職宮 (@musyokunomiya) April 24, 2025
日産とホンダの話は、日本政府側が無理を言ってホンダに日産を助けさせようとしている話だと認識しているのだが、それで日産が子会社化する気もないなら、ホンダは怒るよな。何で対等合併のつもりやねん、と。
— 事務カリー(大掃除垢) (@zimkalee) February 5, 2025
さらに、日産の企業体制に対しても厳しい声が上がっています。執行役員が60人以上にのぼり、役割が重複しているポストも多く、組織のスリム化が進んでいないとの指摘があります。社内の意思決定が保身的で、経営責任の所在も曖昧であることから、「この状況で合併を断るとは何様なのか」「役員報酬の返還を求めるべきだ」といった批判も強まっています。
日産の役員連中、そりゃ偉そうなだけの無能に対して年収1億の椅子なんて転職先で絶対もらえないんだから、会社が赤字だろうが5年後に潰れようがしがみついて稼げるだけ稼ぐよね。
従業員やサプライヤーの人生なんて知ったこっちゃない。— ゆな先生 (@JapanTank) April 25, 2025
日産の経営陣は、グループ13万人、サプライヤー含め数十万人の雇用とその家族の生活よりも、自分たちの役員報酬を優先させたわけで、罪は重い。
— ゆな先生 (@JapanTank) February 7, 2025
日産、執行役員を廃止 新設「執行職」は人数2割削減https://t.co/Njz1ASpN5b
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 19, 2025
このような状況下で日産は、英Wayve社と提携し、生成AIを活用した自動運転技術の開発を進めています。2027年度には市販車への搭載を目指すとのことですが、開発費の削減が続けば、商品力の低下や競争力の喪失にもつながりかねません。
英国Wayve、自動運転技術の開発拠点を日本に設立 – 日産との協業で次世代AIドライバーを加速 | XenoSpectrum https://t.co/vCtAniD4fX
— テクノロジーと科学の総合ニュースサイト | XenoSpectrum(旧 TEXAL) (@XenoSpectrumJP) April 23, 2025
日産には、「かつてのようにヒット車種で市場を沸かせてほしい」という期待の声がある一方で、組織の硬直化とガバナンスの欠如に対して根本的な改革が求められています。
最長で任期8年、年収2千万円以上。執行に首を突っ込むが、責任は取らないーー。
社内で批判が渦巻く日産の「社外取天国」の実態をレポートしています。日産を蝕む「優雅な社外取」/永井、木村、井原は責任不問https://t.co/HqD83jVDpX
— FACTA 編集部 (@factaonline) April 19, 2025
日産さん、完全に食い物にされてて泣ける
「ダイバーシティディベロップメントオフィス室長」ってなんだよ…
>女性の管理職比率高めて「本来あるべき姿」に│朝日新聞SDGs ACTION! https://t.co/9p1LBO6Qs6 pic.twitter.com/IZ2QiUo05C
— 早川ハヤト (子宮マルクス経済学者) (@HayakawaHayat) April 25, 2025
エスピノーサ社長が掲げる「こんなものではない日産」を再び示すには、業績回復だけでなく、経営体制そのものの刷新が急務です。
【速報】#日産 が #社長交代 で会見。日産の実力「こんなものではない」(#エスピノーサ 次期社長)。社外取締役の8人は留任します〈日刊自動車新聞〉#内田社長 https://t.co/IcKArZUwuK
— 日刊自動車新聞 (@nikkanjidosha) March 11, 2025
俺たちが愛した日産。 pic.twitter.com/6tGYyl9BGL
— 急樂 (@0110110w) April 24, 2025
日産はまだ中国に深入りするのか。なぜ相手の土俵で戦うのか。技術があっても戦略が悪ければ敗北必至だ。昔はいい車を作っていたと懐かしがられながら中国大陸の土になる日も近いかも知れない。Where is the blue bird flying now? https://t.co/lvf4PRFN2C
— 山岡鉄秀 (@jcn92977110) April 24, 2025