SNS上で拡散している「ドバイ案件」の噂が、日本人女性インフルエンサーたちに波紋を広げています。発端は、「ドバイの富豪に招かれた日本人女性が、1億円の報酬と引き換えにヤギとの性行為を見せた」といった真偽不明の投稿でした。この内容が注目を集め、ドバイを頻繁に訪れる女性たちまでもが疑いの目で見られる事態となっています。
ドバイ RobertBreitpaul/iStock
人気のインフルエンサーやグラビアアイドルたちは、自分たちは噂とは無関係であり、純粋に観光目的で訪れただけだと主張しています。
https://twitter.com/chikachan1116/status/1916855929263501457
SNSでは「ドバイ案件」と呼ばれる海外での高額報酬付きの怪しい求人や、過去から存在するとされる“グローバル売春”の話なども出回り、さらに混乱を広げています。
「被害」に遭ったとされるインフルエンサーの安否は不明です。
こうした「風評」に対し、元参議院議員でYouTuberのガーシー氏は、「ドバイはそんな国ではない」と強く否定。誤解を生む噂話に怒りを表明しています。
https://twitter.com/gaasyy_yade/status/1917079905680167230
また、ドバイで活動しているのは現地の富豪ではなく、日本から出国できない一部の富裕層日本人男性だという見方もあります。
関係のない女性たちがSNS上で誹謗中傷を受ける中、一部の投稿者やインフルエンサーたちは、こうした憶測によって日本人女性全体やパスポートの信用までが傷つけられていると警鐘を鳴らしています。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1917055398617710662
ドバイに関わるインフルエンサーらは、無責任な噂による風評被害だとして、困惑と不満を表明していますが、ドバイのイメージを回復させることはできるのでしょうか。