国民民主の候補者の中で須藤元気氏が話題を独占

元参院議員で元格闘家の須藤元気氏(47)は、今夏の参院選で国民民主党の比例代表候補として擁立されることが発表されました。過去のワクチンや原発に関する発言が党の方針と一致しないのではないかと多くの人たちから指摘されていますが、須藤氏はこれに対し、自身のX(旧Twitter)で釈明文を公開しました。これがさらなる炎上を招き、話題を独占しています。

須藤氏は「政策を見直し、再構築した」と述べ、原発については以前は否定的だったものの、現在は「安全性を確保したうえでの活用は必要」との立場に変化したと説明しました。ワクチンについても「副反応への懸念」を発信してきたものの、科学的根拠を否定するつもりはなく、党の「科学的知見と透明性重視」の方針に従うと述べています。

さらに、党から提示された確認書に署名し、「党の方針に反する行動は取らない」と表明しています。

須藤元気氏Xより

しかし、須藤氏の過去の言動や山本太郎氏への支持、反ワクチン的発言、さらには陰謀論への関与といった背景から、SNSでは国民民主党の人選に対して疑問や批判の声が多く上がっています。

また、消費税減税を掲げることで、財政出動重視の「バラマキ」路線を取り、れいわ新選組と協調するのではないかという懸念も出ています。

「擁立のために主張を変えたのでは」との冷ややかな意見や、「党として信頼できない」とする意見も見られます。

それに対し、「過去の発言を見直して考えを改める姿勢は評価すべき」とする擁護の声も一部にあり、賛否が分かれています。

https://twitter.com/nippon_ukuraina/status/1922860767281344888

多くの批判に対し、玉木雄一郎代表も須藤氏の確認書署名に言及し、手取りを増やす経済政策への貢献や、文化・スポーツを通じた日本の魅力発信に期待を寄せています。