1989年6月4日に発生した天安門事件から36年が経ちます。中国国内では事件に関する情報統制が続いており、多くの若者がその歴史を知らないまま育っています。一方で、国際社会はこの事件を忘れず、民主化運動の象徴として記憶し続けています。
天安門事件から36年 政府の徹底した言論統制で知らない若者もhttps://t.co/sqR7Hr98ry #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) June 4, 2025
Freedom and democracy are always worth fighting for. #TiananmenSquareMassacre
自由と民主主義のためならば、常に闘う価値がある。#天安門事件 pic.twitter.com/tY61JIjV7m
— ジョージ・グラス駐日米国大使 (@USAmbJapan) June 3, 2025
事件の直後、西側諸国は中国に対する経済制裁を実施し、国際社会からの孤立を強めました。しかし、日本は比較的早い段階で制裁解除を主導し、中国との関係改善に動きました。1990年代初頭、日本政府は経済協力を再開し、中国の市場開放を後押ししました。この決断は、日中関係の安定化に寄与した一方で、民主化運動への圧力を弱める結果ともなりました。
天安門で孤立した中国を助けた
史上最悪の宇野首相【外交文書】日本政府、天安門当日に共同制裁「反対」 宇野首相「中国孤立は不適当」(1/2ページ) – 産経ニュース https://t.co/QoJMsXVe1h
— かず (@RaaM2au) April 13, 2025
日本の対応には功罪があります。経済的な視点では、中国の成長を促し、日中間の貿易拡大に貢献しました。しかし、政治的な側面では、中国政府の人権問題に対する国際的な圧力を軽減し、民主化の進展を遅らせたとの批判もあります。特に、欧米諸国が制裁を継続する中、日本の柔軟な対応は中国政府にとって重要な支えとなりました。
天安門事件の後、日本は真っ先に中国の国際社会復帰を助けた。
その賛否はともかく、それによって日本企業はいち早く中国へ進出し「その後の20年に限っては」莫大な利益を上げた。だが今は後遺症が出てる。
今だけを切り取って論じるのでなく、功罪双方を感情抜きに検証するべきだと主張します。 https://t.co/cwIihK8OZ4— 縷縷綿綿 (@CommerzStat) June 7, 2020
現在、中国国内では天安門事件について公に議論することが難しく、多くの若者が事件の詳細を知る機会が限られています。しかし、国際社会では事件の記憶を風化させないための取り組みが続けられています。日本の過去の対応を振り返ることで、今後の外交政策において人権問題をどのように考慮すべきか、改めて問われるべきではないでしょうか。
今日で天安門事件から36年。ネット管制下で自国の真実も知らず、反日憎悪教育を鵜呑みにして“日本を地上から消せ”と叫ぶ中国人。大連では日本人が2人●害された。「自由と民主主義のためならば常に闘う価値がある」と米のジョージ・グラス駐日大使。その気概を日本の政治家に教えてほしい#天安門事件 https://t.co/ToyF1jigkw
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) June 4, 2025

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