エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ(製品名レケンビ)」の薬価が引き下げられる見通しとなりました。現在の薬価は年間約300万円と高額ですが、厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は「費用対効果が悪い」と評価し、最大で15%の引き下げが検討されています。
認知症薬レカネマブ値下げへ◆費用対効果「悪い」と厚労省専門組織https://t.co/4INQlsBOdq…
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 9, 2025
レカネマブは、軽度の認知症やその前段階である軽度認知障害(MCI)に対して、認知機能の低下を27%抑制し、進行を数カ月遅らせる効果があるとされます。しかし、軽症者を対象とするため、介護費の削減にはほとんど寄与しないと指摘されました。国立保健医療科学院の試算では、現在の3分の1の価格が妥当とされています。
認知症の高齢者がレカネマブ投与希望で来院
「2週間に1回の点滴を1年半続けて、2割の方の認知症の進行を4ヵ月遅らせる効果しかなくて、数%に脳出血の副作用がありますが、どうされますか?」社会保障費トータル600万円の投入なるか。。
「やめておきます」… https://t.co/FqmA10axLo— BlackJack NS (@BlackJack_NS) July 9, 2025
認知症治療薬レカネマブの対象となる可能性のある軽度認知症患者が500万人程度いるらしいが、一人年間300万円以上かかる薬を10万人にでも使ったら、年間3000億かかるんです
効果は投与した2割に認知症の進行が4ヶ月遅れる程度
日本潰れる— BlackJack NS (@BlackJack_NS) June 21, 2025

アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」を正式に承認した武見敬三厚生労働相(23年9月当時)
一方、ネット上では「薬価300万円に対して得られる成果が『主治医の名前を言えた』『セブンイレブンの場所を覚えていた』といったレベルでは費用に見合わない」といった批判も見られ、社会的な議論を呼んでいます。
9割引ってことは、残りは現役世代が払ってるんだよな。
知らん他人の老人が
「セブンイレブンの場所覚えてた」
…で、払ってる側になんのメリットがあるんだっつーの。こんなゴミ商品に金流し込まれてたまるかっての。
— Murasaki 論文解説お兄さん (@MurasakiScience) June 20, 2025
エーザイ側は、公的な分析手法では評価が過小にされていると反論し、投与期間や患者・介護者のQOLを含めた自社分析では、より高い費用対効果が示されると主張しています。
一人年間400万円かかる認知症薬が「普及」したら現役世代の手取りが完全に終了しますね
エーザイ、認知症薬普及へMR採用4割増 競合に先手https://t.co/CZhyy3T72F
— ののわ (@nonowa_keizai) September 25, 2023
また、英国の国立医療技術評価機構(NICE)は、レカネマブを含むアルツハイマー病治療薬について、公的医療保険制度での使用を奨励しないとする最終勧告案を示しており、国際的にも厳しい評価が出ています。今後、限られた医療財源の中で高額薬の扱いをどうするかが重要な課題となりそうです。
日本も保険適用から除外すべきです。
認知症薬の「レカネマブ」は、効果は「進行を4~6カ月遅らせる」だけ。それにもかかわらず「費用が年数百万円」あまりに高額です。
ただでさえ「医療費」は膨張しています。国民負担がこれ以上重くなるのは看過できません。
今すぐ再検討すべきでしょう。 https://t.co/5IVhc0o7a8— 幸福実現党政務調査会 (@hr_party_prc) June 19, 2025

レカネマブ(製品名レケンビ) エーザイHPより






