JAPAN NEWS NAVI関連アカウントが一斉凍結

アゴラ編集部

X(旧Twitter)上で、JAPAN NEWS NAVIとそれと関係があるとみられる複数のアカウントが一斉に凍結されました。

凍結されたのは、「himuro」「一華」「まったりくん」など、参政党に有利な情報や、憎悪を煽る虚偽情報を繰り返し投稿していたとされるアカウントです。JAPAN NEWS NAVI自体も、同様の論調で投稿を行っており、「ニュースロンダリング」的な情報拡散が指摘されていました。

これらのアカウントには、ロシアの情報工作に利用されていた可能性があるとの見方があり、SNS上では、特に参議院選挙を前にロシア製のボットやプロパガンダが世論誘導を行っていたのではないかと懸念されています。

https://twitter.com/DemonShibacchi/status/1944949050698334281

実際にはロシアの手先というより「利用されていた」との指摘もありますが、ネット上では政権批判や陰謀論、排外的な言説が急速に拡散し、社会分断が深まっているとの声もあります。

参照:ロシア製情報に操られる日本の選挙と参政党 やまもといちろうnote

また、JAPAN NEWS NAVIの認証バッジは、Xの「認証済み組織」機能を使って内部的に付与されたもので、X社が直接認定しているわけではないとされます。この仕組みの不透明さや、誤情報との関係性にも注目が集まっています。

参政党やその支持者が様々な立場から攻撃を受けているとの自覚を持つ中、今回の一斉凍結に対してはどのような反応を示すのか注目されます。

参政党はロシアとの関係の近さが問題視されていましたが、候補の「さや」氏がロシアの国営放送スプートニクに出演したことが明らかになったのはこの矢先の出来事です。

 

仮にロシアなどの外国勢力が特定の思想や主張を利用して社会を混乱させているのであれば、そのような情報戦に対抗するため、日本政府やプラットフォーム側の透明で適切な対応が求められます。

 

 

現状では、フェイクニュースや印象操作が野放しにされ、情報環境の健全性が揺らいでいるとの指摘が強まっており、政府には認知戦への備えと法整備が急がれる状況です。

凍結されたJAPAN NEWS NAVI @JapanNNavi のアカウント