米ユタ州オレムのユタバレー大学で10日、保守系政治活動家チャーリー・カーク氏(31)が銃撃され死亡しました。12日、トランプ米大統領は当局が容疑者を拘束したと発表しました。拘束されたのはユタ州出身のタイラー・ロビンソン容疑者(22)で、2021年に優秀な成績でユタ州立大学から奨学金を得たものの、1学期で退学し、犯行当時はディキシー工科大学に通っていました。
カーク氏射殺の容疑者、16日に起訴・罪状認否が行われる見通し…「見解が解せない」短期間で過激化かhttps://t.co/aUGdYKkZSy#国際
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) September 13, 2025
捜査当局によると、ロビンソン容疑者は事件前に家族との会話でカーク氏への反感を口にしていたとされ、現場で発見されたライフルの薬きょうには反ファシスト抵抗歌の歌詞やインターネットミームなどが刻まれていました。FBIは容疑者を単独犯とみて、犯行の動機や背景を調べています。

亡くなったチャーリー・カーク氏 同氏インスタグラムより
ロビンソン容疑者は近年は政治的傾向を深めていたものの、政党には属さず投票経験もなく、周囲からは物静かな人物とみられていましたが、短期間で過激化したとみられています。
Here’s what is known about the suspect in Charlie Kirk’s shooting: https://t.co/WnjwkSsISz pic.twitter.com/oW9JwzxESq
— Reuters (@Reuters) September 12, 2025
米国内では今回の事件を受け、政治的暴力の高まりへの懸念が強まっています。
ユタ州のコックス知事:もし私の声が届く範囲の中で、この銃撃事件のニュースを少しでも喜んでいる人がいるなら、私から切実なお願いがある。ぜひ鏡をのぞき込んで、自分の中にもう少し良心を見つけられないか考えてほしい。
彼の政治的立場がどうであるかは関係ない。重要なのは、彼がアメリカ人であったということだ。






