働いて、働いて、働いて、働いて、働いて:女性初の総理大臣誕生か!

自民党総裁選挙の決着がついた。予想を覆して、高市早苗さんが勝利した。一般党員投票で約40%の得票をしたが、議員票は約20%(64票)だったので、決選投票は厳しいと思いながら見ていたが、決選投票の国会議員票では149票を得て、145票の小泉氏を上回った。

テレビの解説者も、驚いたと発言していたが、単純に考えると、林・小林・茂木候補の1回目投票の150票の議員票のうち85票が高市候補に流れたことになる。順調にいけば、日本で初めての女性総理大臣となる。

高市早苗氏インスタグラムより

当選後のスピーチで「ライフ・ワーク・バランスを捨てて、働いて、働いて、働いて・・・」のコメントが印象に残った。明らかに働き方改革に逆行する発言なのだが、もっと働きたい人にも、働かないように勧めて、働き甲斐をなくす改革などどうかと思っていたので、心に刺さった。「働き方改革」よりも「働き甲斐改革」を進めて欲しいと思う。

そして、写真を1枚ここに示したい。8月23日に奈良公園で撮影したものだ。鹿の角の表皮がはがれ、血液が地面にポタリポタリと落ちている。自損か、誰かに傷つけられたのかは不明だが、血痕の流れを見る限り、道路の真ん中で傷ついた可能性が高い。

選挙中に公表するといろいろな声が飛んできそうなので出さなかったが、傷ついていた鹿がいたことは事実だ。土産物屋の前だったので、店員さんに事務所に連絡するように依頼して去ったが、無事であったと願っている。


編集部より:この記事は、医学者、中村祐輔氏のブログ「中村祐輔のこれでいいのか日本の医療」2025年10月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください