センチュリオンラウンジの最大の魅力は「空いていること」

アメリカン・エキスプレスHPより

私は飛行機で旅行する時には出発まで空港のラウンジを使うことがほとんどです。様々な場所で利用したラウンジのサービスをチェックしてSNSに投稿している「エアポート投稿おじさん」です。

今回は羽田空港の国際線第3ターミナルにあるアメリカンエクスプレスのセンチュリオンラウンジを初めて利用しました。

JALのビジネスクラス用のさくらラウンジの隣にあってアクセスは良好です(写真)。

センチュリオンというのはアメリカンエキスプレスカードの最上位のカードです。センチュリオンラウンジという名称ではありますが、センチュリオンカードを持ってなくてもアメックスプロパーのプラチナカードがあれば3人まで無料で利用できます。

プラチナラウンジという名称でも良いかと思いますが不思議なネーミングです。

先月のロスアンゼルスでもセンチュリオンラウンジを空港で利用しましたが、それと比べるとかなり上質なサービスでした。

室内はシックなインテリアで落ち着きますし、専用のバーでカクテルの注文も可能。セレクトされたワインのクオリティも航空会社のラウンジより高いと感じました。

そしてラウンジといえばカレーです。JALのさくらラウンジのカレーが有名で私も大好きですが、センチュリオンラウンジには尾崎牛のカレーがありました。宮崎の尾崎さんが育てたブランド牛です。

肉の旨みが強い尾崎牛とスパイシーなカレーソースが絶妙で、千葉県の多古米にかけると最高でした。

今日から私のラウンジカレーランキングは、センチュリオン>JAL>ANAです。

しかし、ラウンジとはカレーを食べるのが目的ではありません。旅行前に落ち着いた時間を過ごすための場所です。

センチュリオンラウンジの最大の魅力は、人が少なく落ち着ける環境です。

航空会社のラウンジは同じフライトに乗る人が利用しますから時間帯が集中します。センチュリオンラウンジは航空会社に関係ありませんから、人の出入りが分散していています。利用者数はあまり変わらなくてもストレスを感じません。

これからは羽田空港第3国際線ターミナルでもうJALやANAのラウンジを使うことはないでしょう。

センチュリオンラウンジは東京では羽田空港第3国際線ターミナルにしかありません。他のターミナルや成田空港にも作って欲しいと思いました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年10月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

アバター画像
資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。