不動産は「誰から買うか」が9割

「みんなで大家さん」という小口化不動産投資商品に関して投資家との間でトラブルが発生しています。

これは1口100万円で投資ができるクラウドファンディング型の不動産ですが、投資対象となっている成田空港近くの大規模開発(写真)が予定通り進んでおらず、分配金遅延で投資家の解約が殺到して訴訟騒ぎになっています。

不動産投資に関するトラブルと言えば、7年前にも「かぼちゃの馬車」という一棟もののシェアハウス投資で大きな損失を出した個人投資家が続出しました。こちらは、数億円の借り入れをして投資している人もいて、借金が返済できず自殺者まで出る社会問題になりました。

不動産のような実物資産は物件の選択の重要ですが、その前に「誰と付き合うか」を慎重に選ぶ必要があります。

投資詐欺のような案件は論外ですが、テレビコマーシャルで宣伝している有名企業でも買ってはいけない割高な物件を販売しているケースは珍しくありません。

そのような会社から物件を購入すれば、利益を出せる可能性が低く投資の成功確率も低くなってしまいます。

手前味噌になりますが、資産デザイン研究所が主催し11月に開催する世界の資産運用フェアでは、国内外の付き合うべき不動産会社を選定し、安心して相談できる環境を整えています。

出展企業数を誇る投資フェアはたくさんありますが、会場で待ち構えている会社のほとんどは付き合ってはいけない会社です。

知識のない初心者がそのようなイベント会場に出かけるのは、鴨がネギを背負っていくようなもので、むしろ有害といえます。

世界の資産運用フェアは厳選した実物資産を取り扱う会社を紹介し、投資の成功確率を高めることができます。もう10年目の開催になる信頼と実績のあるイベントです。

国内不動産、海外不動産以外にも暗号資産や金融資産の知識も得ることができます。

楽しいアトラクションや豪華なお土産もご用意していますので、ぜひ会場にいらしてください。

「価値>価格」のイベントであることを私が保証いたします。

笑顔が消えた大家さんたち 「みんなで大家さん」HPより


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年10月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。