東京から博多までの新幹線は快適

博多に大相撲九州場所の観戦に出かけました。今回は東京からの移動に飛行機ではなく新幹線を使ってみました。

東京から福岡までの移動時間は待ち時間などを含めると新幹線の方が飛行機より少し長くかかります。ただ、実際に乗ってみると時間はかかっても飛行機にはないメリットを感じました。

新幹線は東京駅から乗車しましたが自宅から駅までのアクセスがスムースで、飛行機のような荷物検査の行列をしなくて良いのがとても楽です。

飛行機は手荷物検査でパソコンを取り出したりするのが面倒で、さらに機内に入る際も並ばなければなりません。機内に入ってからも荷物の出し入れで混雑するのが苦手です。

また、新幹線は飛行機のように1時間前にチェックインする必要もなく、時間ギリギリに乗ることができるのも便利です。

のぞみの車内は飛行機の機内より広々して快適で5時間のまとまった時間があります。持ち込んだ駅弁を食べたり、お酒を飲んだりのんびり過ごすことができました。

ちなみに東京から新大阪まではグリーン車に限り車内サービスがあります。また新大阪から博多まではワゴンによる車内販売がありました。

ただ、どちらもドリンクやフードが充実しているとは言えません。長時間の乗車になりますから、乗る前に自分の好きなものを調達したほうが良いと思います。

私はワインボトルやコンビニで買ったおつまみ、さらに駅弁も自分が好きなチキン弁当を買ってみました(写真)。

朝の9時半発の電車で東京駅を出ると、ちょうど14時半に博多駅に到着しました。博多駅からタクシーに乗ると15時には大相撲の会場に行けます。十両の取り組みからゆっくり3時間相撲観戦できて大満足です。

新幹線は時間はかかりますが、移動の負荷が低いのがメリットです。グリーン車にすると料金は少し高めですが、それだけの価値を十分に感じました。

味気なく慌ただしい飛行機よりも旅行気分を味わえるのが鉄道の移動の醍醐味です。プライベートで時間に余裕がある時は鉄道を使うのが良さそうです。

Yongyuan Dai/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年11月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。